- 高安 重一
- 有限会社アーキテクチャー・ラボ 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
窓の外に格子をつけたり、シャッターをつけたり…
思いつくものはあまりデザイン的に嬉しいモノではない気がします。
写真の「白い箱の家」では白い四角い外観の右下脇に、金網でできた「かご」のようなものを取り付けて、防犯の役割と持たせてみました。
この「かご」は鍵がかかるドアがついているので、外部から人が勝手に入ることはありません。この中に普通に窓がつけられているのです。
この「かご」のおかげで窓を開けたまま外出したり、寝ることができるようになりました。
夜景ですが、2枚目が「かご」の中の写真です。
金網は企画の大きさがあるので、人が入れないくらいの間隔をあけて取り付けられています。
じつはこの家では、「かご」に入ってから玄関ドアがあるので、この「かご」の中は自転車や子供のおもちゃなど、外回りにあるものを置いておくことができます。もちろんこれらも盗られたりする心配がなくなりました。
この住宅の他の写真は、こちらの
「白い箱シリーズ」からごらんいただけます。