顧客管理分析を活かした顧客別販促1 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藍原 節文
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年10月07日更新

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顧客管理分析を活かした顧客別販促1

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顧客管理分析と販売促進戦略
顧客管理分析を活かした顧客分類別の販促手法に関してですが、
まず、皆さんはパレートの法則を知っていますか?

一般的にはニ八の法則などとも言われていますが、内容としては、

経済学者パレート(Vilfredo Pareto)が発見した法則で、現在では
全体の20%が全体の80%を独占するという意味で使われている。重要度
の高い上位20%に集中すれば、全体の80%を効率的にカバーできるという
合理的な思考法という意味で使われることが多い。


このパレートの法則に基づいて、顧客管理分析を実施し、さらに、
顧客の状態に応じた販促展開をしていきます。

ポイントは
既存顧客の定着率UP&リピート率UP
効率的な新規顧客獲得&定着


顧客管理分析によって、例えば顧客の来店回数・最新来店日・平均客単価
などにより顧客セグメントを実施し、客層に合わせた販促展開を実施する
ことで、以下の事が実現されます。


既存顧客に対しては
1.効果(反応率)が高い販促展開が可能になり、売上高UPが見込まれる。
2.離反顧客を最小限に抑えることが可能になり、店舗に対する顧客ロイヤリ
   ティが上昇する。
3.客層に合わせた商品提案が可能となり、客単価の上昇が見込まれる。

新規顧客獲得に関しては
1.自店の顧客層を知ることで自店にあった新規顧客を獲得するための効果的
   な手段が分かる。
2.新規顧客開拓の有効エリアの選別が可能となる。
3.来店後の新規顧客を離反させないような仕組みづくりが可能となる。


次回は、実際に顧客分類を上位20%、中位60%、下位20%に分けた場合の販促
例をご紹介します。