- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
主に弊社では消費者向けの商品・サービスを提供している企業様・店舗様
がクライアントのほとんどを占めています。いつも皆様に言っていることは、
「顧客管理分析は売上・利益を上げるために実施するのです」
ということです。
顧客管理分析そのものは、主に既存顧客の売上拡大を目的としていますが、
顧客管理分析を継続的に実施していくことで、新規顧客獲得にもつながって
くるのです。
それでは、まず、売上高の公式から、、、、
売上高=客数×客単価
売上高を上げるためには、客数と客単価を上げる必要性があります。
【客数を上げる方法】
★新規顧客の開拓
★既存顧客のリピート率UP など
【客単価を上げる方法】
★新商品の開発・告知
★接客・サービス時のおすすめ など
それでは、顧客管理分析を実施することで売上がアップする、という要因に
ついて言及していきます。
顧客を知ることで客数も客単価もUPさせることが可能
1.どのようなお客様がどのくらい来店されているのか?
(エリア分析・性別・年代・来店頻度・来店形態・曜日・客層・客数分析など)
⇒現状に即した効果的な販促手法を導き出すことが可能となります。
2.既存顧客と新規顧客の来店比率はどのくらいなのか?
⇒顧客構造が明確になり、どのターゲットに向けてより販促展開を実施
していったほうが良いのかが明確になります。
3.お客様は何に満足し、何に不満を抱いているのか?
⇒現状での問題点の抽出が、顧客視点で可能になります。顧客管理分析は、
販促に使用するだけではなく、接客・サービスレベルのチェックにも使用
することができます。
4.お客様の趣向は何なのか?
⇒顧客志向を知ることで、次の商品展開、オススメなどが可能になり、客単価
上昇が見込まれます。
実際に、顧客管理分析を導入することで、売上・利益が上昇し、安定的な売上・
利益の確保につながります。大切なのは、顧客視点です。
顧客の心を動かすのは、やはり、企業や店を運営している皆さんだと思います。