顧客管理分析の目的 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藍原 節文
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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顧客管理分析の目的

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顧客管理分析と販売促進戦略
今日は顧客管理分析の目的について書きたいと思います。

主に弊社では消費者向けの商品・サービスを提供している企業様・店舗様
がクライアントのほとんどを占めています。いつも皆様に言っていることは、
「顧客管理分析は売上・利益を上げるために実施するのです」
ということです。

顧客管理分析そのものは、主に既存顧客の売上拡大を目的としていますが、
顧客管理分析を継続的に実施していくことで、新規顧客獲得にもつながって
くるのです。


それでは、まず、売上高の公式から、、、、

売上高=客数×客単価


売上高を上げるためには、客数と客単価を上げる必要性があります。


【客数を上げる方法】
★新規顧客の開拓
★既存顧客のリピート率UP など

【客単価を上げる方法】
★新商品の開発・告知
★接客・サービス時のおすすめ など


それでは、顧客管理分析を実施することで売上がアップする、という要因に
ついて言及していきます。


顧客を知ることで客数も客単価もUPさせることが可能

1.どのようなお客様がどのくらい来店されているのか?
(エリア分析・性別・年代・来店頻度・来店形態・曜日・客層・客数分析など)
 ⇒現状に即した効果的な販促手法を導き出すことが可能となります。

2.既存顧客と新規顧客の来店比率はどのくらいなのか?
 ⇒顧客構造が明確になり、どのターゲットに向けてより販促展開を実施
  していったほうが良いのかが明確になります。

3.お客様は何に満足し、何に不満を抱いているのか?
 ⇒現状での問題点の抽出が、顧客視点で可能になります。顧客管理分析は、
  販促に使用するだけではなく、接客・サービスレベルのチェックにも使用
  することができます。

4.お客様の趣向は何なのか?
 ⇒顧客志向を知ることで、次の商品展開、オススメなどが可能になり、客単価
  上昇が見込まれます。


実際に、顧客管理分析を導入することで、売上・利益が上昇し、安定的な売上・
利益の確保につながります。大切なのは、顧客視点です。


顧客の心を動かすのは、やはり、企業や店を運営している皆さんだと思います。