
- 松岡 利恵子
- アールオンワード 代表
- 研修講師
対象:顧客満足・コンプライアンス研修
- 中沢 努
- (コンサルタント・研修講師・講演講師)
- 中沢 努
- (コンサルタント・研修講師・講演講師)
アールオンワードの松岡利恵子です。
一流ホテルで培った接遇・コミュニケーションスキルと、
長年の司会経験を生かしたプレゼンテーション術・話し方をお伝えしております。
先日とんかつの人気店に食事に行きました。
いつも混雑していますが、その日は雨の木曜日ということもあり私のグループの他、もう一組のお客様でした。
アルバイトらしき男性はベテランとおぼしき女性に待機の姿勢や、どういうことに目を配るかをレクチャーれていました。
とても誠実な雰囲気の男性で「はい、はい」といい返事。
スタッフ同士の丁寧な応対は、お客様にとっても好印象です。
女性2人でおしゃべりをしながら待っていると、半分くらい減っているお茶を注ぎにきてくれたりとなかなかフットワーク軽いです。
とんかつが運ばれてきて食べている時もキャベツのおかわりを持ってきてくれたり、お茶を注ぎにきてくれたり、ご飯のおかわり聞いてくれたり、お茶を注ぎにきてくれたり…
えー、あのー、ちょっと回数多くて落ち着かないんですけど…
2分に1回はテーブルに来ています。
彼はまだ新人さんで任されている仕事が少ないのかもしれませんが、これは頻度が多すぎます。
食事をしながらおしゃべりをしていても、彼が「お茶をお入れしましょうか」という度に「お願いします。ありがとう。」とあいづちを入れ2分に1度中断では会話を楽しむ余裕がなくなります。
丁寧に対応することは手をかけすぎることではないのですよね。
と言ってもこのお店の問題は湯呑みの小ささ。手焼き風のおしゃれなものですがサイズが…
冷たいお茶を入れる湯呑みのサイズが、ぐい飲みを一回り大きくしたくらい。
ゴクゴクと一気に飲み干せそうですし、普通に食事の合間に一口飲んでも半分はなくなります。
とんかつはフライなので結構のどが渇きます。
倍のサイズが普通の大きさの湯呑みになると思うので、まずは湯呑みを変えたほうがいいですよね。
きっと新人さんは「お客様のお湯呑みにお茶が少なくなったら僕が注ぎに行かなくちゃ!」という使命感で行っていると思うのです。
なんでこうなるのかな?というサービスの背景には、そうなるべき必然が隠れています。
改善の理由は意外なところに隠されているかもしれません。
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株式会社Active Solutions教育コンサルティング事業部
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