- 五十嵐 佳則
- 株式会社アドバンテージ
- 自己実現コーチング・Webプロデューサー
対象:コーチング
その人の幸福度と比例する、わかりやすいモノサシがないかと以前から探していました。
幸福度は、年収や知名度とは必ずしも比例するわけでは無く。
出生や容姿もあまり関係ありません。
しかも、幸福の感じ方はその人それぞれ違いますので、その人の中にある感覚でないと意味がありません。
いろいろ考えた結果、どうもその人が自分をどのくらい好きかどうかが、幸福度と最も相関性が高いのではないかと思い至りました。
自分を好きな人は幸福度が高く、自分を嫌いな人は幸福度が低いということです。
これは、もちろん、本心からそう思っているかどうかが重要であり、上辺だけで自分を好きだと言っていても本心がそうでなければ幸福度は低いと思います。
例えば、自分を80好きな人と、20好きな人がいたとします。
80好きな人は、人から50の好意を受けた場合、50受け取れます。
しかし、自分を20好きな人は、人から50の好意を受けた場合、そのうち20しか受け取れないと思います。
逆に、人から悪意を受けた場合、80好きな人はその大部分を流せるのに対し、20好きな人はすべてを受け止めてしまう可能性が高いです。
また、自分を好きな人は、自分を高く売りますので、豊かになる可能性も高いでしょう。
その結果、幸福度が上がる確率はかなり高くなるのだと思います。
よって、幸せになりたい人は、自分を好きになる努力を最大にすることが最も近道なのかもしれません。
ただ、自分を好きかどうかは、騙すことや偽ることが全くできない、最も本質的な感情。
全人格的な精進が必要になると思います。
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