【最強ビジネスモデル】美しさを感じる心。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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【最強ビジネスモデル】美しさを感じる心。

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 【最強ビジネスモデル】  2013.05.14 No.0617
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「気くばりのすすめ」をはじめとする
ベストセラーを何冊も書いている
元NHKアナウンサーの鈴木健二さんが
ある本の中で、このように語っています。

 彼はまだホームの柱に寄りかかったまま、
 ややうつむき加減にぼんやり立っているでは
 ありませんか。
 発車のベルが鳴り終わっても、まだ動こうとしません。
 私はとっさに飛び降りました。
 私の背中をかすめるようにして、
 ドアが閉まりました。
 当時は今のように頻繁に電車は走っていません。
 一台乗り過ごしたら、次の電車が来るまで、
 かなり待たなくてはなりません。
 「なにしてるんですか。あと、なかなか来ませんよ」
 彼ははっと気がついたように私を見て、
 「え、ああ、そうか・・・」
 「そうかじゃないですよ。いったい、
 どうしたんですか、しっかりしてくださいよ」
 私は少し声高に彼をなじりました。
 「うん、いや、そのゴミがね・・・」
 彼が顎をしゃくって指し示したところに、
 丸まった白い紙くずが落ちていました。
 「あれがどうかしたんですか」
 すると、彼はたどたどしい口調で、
 きれぎれに呟くように言いました。
 「今、電車が入ってきて、
 みんなが電車のほうにぞろぞろ歩いていったら、
 その白い紙がね、みんなの足のあいだを
 クルクル回ったんだよ。
 こう、まるで踊りを踊っているみたいに・・・
 それが・・・とても美しかったんだなあ・・・
 とてもね」
 それについ見とれて、
 電車に乗るのを忘れてしまったというのです。
 そのとき、私は、彼の研ぎ澄まされた感性に
 大きな衝撃を受け、
 しばし返す言葉もありませんでした。

↑ここまで。

ここに出てくる「彼」とは
太宰治氏だそうです。

人ごみの足下で舞っていた小さな紙くずの中にも
美しさを見いだせる感性。

私の息子がまだ小さかった時に
北風に舞っていたポテトチップスの袋と
一緒に回って風の中、
飽きもせず、一人1時間近くも遊んでいた日を
思い出します。

小さな子どもが持つ感性を持ったまま
管理された社会を生きる大人になると
とても息苦しく、生きづらいでしょう。

私は、
小さな子どもが持つ感性を
そのまま持ち続けても居心地のいい社会がいいなー
と心から思います。

そして、
誰もが「自分の心に素直に生きる」事で
実現できるのでは、と思っています。

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■今日のまとめ

・美しいと、心感じるまま
 「時間」と「場所」を忘れて感じていられる
 子どものような感性。

・その感性を持ったままの大人が
 居心地のいい社会に、少しずつ進化し始めている。

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