運用手法「ダウの犬」とNYダウ・SP500、日本株と日経平均・TOPIX比較 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年11月11日更新

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運用手法「ダウの犬」とNYダウ・SP500、日本株と日経平均・TOPIX比較

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私は自身のポートフォリオをマイファンドと名付けて、様々な運用手法を勉強しています。
手法の中で米国株は「ダウの犬」を検証しながら継続し、日本株式も固有銘柄を「高配当株」「内需株と輸出株」等で入れ替えを行っています。
私が、お客様にお薦めしている戦略は、
パッシブ運用が主で、それにプラスして、上記の手法を用いることで、ベンチマークである、NYダウ、SP500、日経平均・TOPIXを少しでも上回ることを目指しています。

お客様の相談に与っているため、私の運用結果は毎月レポートし、お客さまへの回答と利益相反がない事と、回答との齟齬が無いことをお客様ご自身で確認して頂けるように掲載しています。

下図は、2月末現在で、過去一年の私の「ダウの犬配当含まず」(黄色)とNYダウ(ブルー)、SP500(赤茶)との比較です。
まずね良く言われるように、SP500が一年経過するとNYダウを上回っていることが得お分かりになると思います。米国株のベンチマークとしてSP500が使われる理由の一端です。
私も、両指数に連動するETFを保有しています。

130301ダウの犬とSP500

咋年10月末にダウの犬の組換えを行い、一株当たりの単価が上昇し、2011年版と2012年では断絶があります。
10月末までのダウの犬が、ベンチマークを上回っていることが解ります。また、11月以降の新ダウの犬も、わたりづらいのですが、ベンチマークのパフォーマンスを上回っています。

上記を検証する為に、日々の対前日変化率を累計したグラフが下記です。
2013年2月1日から2月28日のものです。当月は米国株の上昇も限定的で、累計でマイナス圏に入る日も在りました。
2月初旬はベンチマークに対し大きく下回っていましたが、下旬に入り両指数を上回ってきたことが解ります。

130303ダウの犬とSP500変化率


次に日本株式の運用を確認します。
下図は、マイファンドの日本株個別株グループ(黄色)と日経平均(ブルー)・TOPIX(赤茶)とを比較したものです。2月までの過去一年を比べています。
年後半から、少しずつですが、両指標を上回る様になり、10月末の入れ替えで、より上回るように成りました。なお、当該グループはTOPIX連動のETFと日経225に連動するETFも含まれています。

130301マイファンド日本株とTOPIX

2月単月度の遺跡が下図です。
2月単月では、月初から中旬にかけて、ベンチマークを上回っていたのですが、最終は殆ど差が無くなりました。

130303マイファンド日本株とTOPIX

皆様も、ご自身でポートフォリオとベンチマークとをグラフで比べられては如何でしょう。
両社の差の要因を探ることで、より良いポートフォリオが作成できるのではと思います。

2013年2月までのダウの犬を、NYダウと
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ご参加をお待ちしています。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.ne.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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