「スマートエネルギーWeek2013」

　昨日はビッグサイトで行われている「スマートエネルギーWeek2013」へ行ってきました。

　この手の見本市は年々集客力が低下し、大手企業も次第に撤収しはじめていたものですが、昨日の人出は凄まじいものがありました。

　やはり原発事故以来、環境への意識が高まったことも手伝い、今までエコやスマートエネルギーとは全く関係のなかった企業までが、新規事業に参入しはじめている様子がわかりました。

　弊社のような工務店では、やはり太陽光発電、風力発電などは情報を共有化しておかないといけないのですが、特に太陽光は販売工事店あり、新規参入メーカーあり、玉石混交の様相を呈していました。

　しっかりした技術の裏付けがある会社もあれば、とにかく時流に乗ってひと儲けと言わんばかりの会社まで、何処を見て良いやらわからなくなる程、出展者が連なっていたようです。

　しっかり技術を検証して家づくりに役立てたいものです。

　いろいろなハイテク機器が並ぶ中で私が最も注目したのは、太陽光発電パネルを設置する際のローテク金物です。
　おかしな話ですが、太陽光発電パネルの供給メーカーは建築についてあまり見識がないため、現在でも太陽光発電設置後の屋根の防水が問題になっています。
　折角雨仕舞いをした屋根に穴を空けずに取り付けられる金物は、ハイテクを支える陰の主役でもあります。

　やはり地味ではありますが、このような細かなところに拘ってしまうのは、工務店経営者ならではの性分でしょうね。