
- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
時々はこんな話もしましょう。
最近僕が考えている空間
以前から空間や用途のflexibleness 柔軟性という部分を取り入れて考えてきました。それは、例えば可動式の間仕切りなどを使っていろいろな用途に使える なんていう言い方をすればわかりやすいでしょうか。
しかし、そのフレキシブル という部分には、なんとなくなにか「仕掛け」が必要でその「仕掛け」を操作することで、違う用途になったりする概念があって、最近はちょっと違うなーと感じています。
「なんの仕掛けも必要としないけど、色々な用途を持っている空間」
最近はそんなイメージを持っています。
つまり、flexiblenessではなくconfusion。
柔軟ではなく混同。
「色々変化できる」 ではなく「最初からたくさん持っている」
現在進行中のリフォームのプロジェクトで、この考えを形にするべく妄想中です。
さて、どんな結果になるかはお楽しみに。