- 村上 治彦
- 一級建築士事務所 村上建築設計室 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
「家事の負担をいかに軽くできるか」をよく考えます。
共働きや子育て世代でも「時は金なり」。
少しでも時間と労力を軽減できるように、動線を整理します。
シニア世代にとっては、特に「労力」を軽減できるように。
例えば、面積が限られる都市住宅では、洗濯するフロアと同じフロアでそのまま干せるとは限らない。
だったら「濡れて重くなった洗濯もの」よりも「洗う前の汚れ物」の方が運ぶのにラクですよね。
だから、洗濯機は物干し場のフロアにしようと考えたりします。
それが、キッチンに隣接すれば使い勝手もいい。
現在設計中の住宅(3階建て)では、諸条件から
1階に浴室、2階にキッチン、3階に物干し(室内干し)という配置になりました。
お風呂で脱いだ洋服は、2階で洗濯をし、最終的に3階レベル行くのです。
50代のご夫婦にとって、今はよくても5年後・10年後、毎日のその労力は大変です。
そこで、みんなでアイディアを出し合い、秘密兵器を登場させることにしました。
秘密兵器の正体は・・・。もう少し検討が必要なのでもう少しお待ち下さい。
実現した際には、晴れてご紹介したいと思います。
話は変わりますが、子育て世代の家事事情。
こちらもプランによって「家事ストレス」の度合いが違うようです。
別ブログにて、妻がリアルなエピソードを語っていますので、ご参考にどうぞ。
「家事ストレスと子どものストレス1」
「家事ストレスと子どものストレス2」
「家事ストレスと子どものストレス3」