金・トウモロコシなど商品価格の動きとCRB指数との比較

株価の回復とともに、金の価格も動いています。ただ、株価との相関が崩れています。
下図はNY金先物価格(ワイン色)とNYダウ工業株30種平均(黄色)とTOPIX(ブルー)の動きを対比したものです。期間は2012年2月29日から2013年1月末です。

動きは、2月29日を起点として、上昇・下降の変化率を現しています。
それを見ると、前半はNYダウの動きと金価格の動きは連動してる様に見えます。この動きからは、金は株価のヘッジ機能は薄れているように思われます。また、8月から11月にかけて、金価格は株価の動きと重なっています。

かつては、12月末から1月末にかけて示しているように、株価が下がれば金価格が上がるというように相関係数がマイナスであったり、株価以上に金価格の上昇が急であることが金の価値の重要な要素でした。そろそろ金の保有は、別な理由が必要になったようです。
むしろ、TOPIXとの関係で相関がマイナスの様に見えます。



CRBと原油を比べた図が下図です。CRB指数はワイン色で、ドバイ原油は黄色、ICE北海ブレントがブルーです。期間は2012年2月29日～1013年1月末。
エネルギー価格の買い強度が強いCRB指数ですので、軌跡は料言やゅ



下図は、シカゴのトウモロコシ先物価格(黄色)と、NY金価格(ブルー)とCRB指数(ワイン色)の推移です。期間は2012年2月29日から2013年1月末です
一目見て、シカゴのトウモロコシ価格の動きが目につきます。7月～8月にかけての上昇は、アメリカの旱魃の影響です。収穫量の激減が予測された結果1ブッシェル8.0ドル迄上昇しました。その後、収穫量の減少が予測より少ないことが発表され9月から急落しました。
ただ、本年1月から、種まき用の料の少なさが予測されたことから反発しています。



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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者　(東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー　
吉 野　充 巨
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