ヨーロッパ各国及びアメリカの株価の動2012年2月~2013年1月末 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年05月07日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ヨーロッパ各国及びアメリカの株価の動2012年2月~2013年1月末

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. 資産運用・管理

11月14日以降、日本株は、解散・総選挙・自民党の大勝とアベノミクスにより、上昇を続け、1月31日には11,138.66円を回復しました。また、このコラムを書いている2月6日前場で、リーマンショック後の高値を更新し、日経平均は11,390.83円で終えました。

では、欧州と米州各国の株価がどのように変化しているか紹介いたします。
下図はヨーロッパでも通貨が違う国の株価推移として、ドイツDAX(黄色)、スイスSMI(ブルー)、そして英国のFTSE100の動きです。期間は2012年3月5日から2013年1月31日です。みてお分かりの通り、英国の株価は年前半は横ばい状態で12月後半から上昇を始め、1月末には3月5日に比べて5%の上昇になりました。
一方、スイスの株式市場は6月までは下げたもののそこから反発、7月から上昇に転じて1月末には20%高になっています。ドイツはスイスに遅れること1月で始点の価格を超えたのちに1月末には15%高に上昇いたしました。

13201通貨の異なる3国

次の図は、ユーロ圏の3大国、ドイツDAX(黄色)、フランスCAC40(ワイン色)、イタリアFTSE MIB(ブルー)の比較です。
期間は2012年3月5日から2013年1月31日の動きです。
3国の中で一番早く上昇に転じたのはドイツで、1月31日には15%高まで上昇しました。フランスは11月後半から上昇に転じ、10%高を目指しましたが、5%高を超えるレベルで足踏みです。イタリアはねさらに回復期が遅れ、12月に入り上昇し1月末では5%高まで上昇しました。

13201ユーロ圏3国

海を渡った米国の3大指標の動きです。期間は2012年2月27日~2013年1月31日です。
NYダウ(黄色)の動きは前半はナスダック及びませんでしたが、11月の底値からの反転でナスダックを抜いて15%高近くまで上昇しています。一方、ナスダックは前半は前年からのアップル効果が続き10%を超える上昇でしたが、その後アップル株価の下落もあり、1月末ではNYダウよりも上昇幅が低く終わりました。
S&P500は11月の下落幅も小さく、その後の上昇では他の2指標に勝り、1月末では、25%高に迫っています。

米国3指標

アメリカ以外では、メキシコIPC(黄色)、ブラジルボペスパ(ブルー)とカナダトロント総合(ワイン色)をとらえています。期間は212年2月29日から2013年1月31日です。
スタートからメキシコの株価は堅調で6月からの上昇トレンドを維持しつつ、1月末には20%高を超える勢いでした。一方、BRICsの一翼ブラジルの株価は不振で起点の株価は回復できず1月末には10%の値下がりになっています。また、カナダの株価は1月に入りようやく起点の価格を回復していますが、最終日には同値レベルに下げてしまいました。

130201メキシコカナダブラジル

ヨーロッパと米国の株価を見てまいりました、その多くは、年前半の落ち込みと後半の上昇というトレンドを描いていますが、米国のように国の中の指標でも成績には差が出ますし、米国以外の米州の株価のように、落ち込んだままと大きく伸びる国など変化があります。
結果からみると「後知恵」のため納得できる上昇率のように思えますが、スタート時では大いに迷うことと思います。そのためにも投資に際しては分散をモットーとして資産配分を行われますようお勧めします。

一般生活者として資産運用をなさる方には様々な情報収集をお薦めしています。
私が所属する日本FP協会東京支部と東京証券取引所共催のセミナーを紹介します。

“くらしとおかねの講演会&パネルデスカッシヨン”~FPと考える “ライフプランと資産運用”を東京証券取引所内の東証ホールにて3月10日13時より開催致します、無料です。まだ、席に余裕があります、宜しければ下記を参照しお申し込みください
http://www.jafp.or.jp/tbb/pamphlet/public/913OGIPYP.pdf



★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
ご参加をお待ちしています。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.ne.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

このコラムに類似したコラム

ヨーロッパ5ヶ国の株価の動き(2012年6月30日~2013年6月28日) 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/07/11 18:00)

ヨーロッパ5カ国(ドイツ、フランス、イタリア、スイス、イギリス)の株価推移 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2012/12/13 10:00)

ヨーロッパと北・中南米の株価推移2012年3月~10月 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2012/11/17 11:00)

ヨーロッパ各国1年間の株価動向(2012年6月1日~2013年5月31日) 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/06/05 22:00)

ヨーロッパ各国の株価の動き 地域とETF、通貨別・ユーロ圏3国の差 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/03/06 17:00)