- 辻 昌子
- 話し方トレーナー
対象:老後・セカンドライフ
こんにちは。フリーアナウンサーの辻 昌子です。
「話す」ということには、大きく分けて2種類あると思います。
友達とお茶するように、おしゃべりを楽しむような会話と、
不特定多数を相手に話すスピーチのようなもの。
お友達としゃべるのは好きなんだけど、人前で話すのはちよっとねー。
なんとなく、冷たい視線を感じると話せなくなるんだよね、という方。
原稿を用意して自分が用意したことを喋るのは得意だけど、普通の会話は苦手。何を話せば良いかわからない。という方。
どちらも得意だよ、という方は なかなかいないのでは?
普通の会話は、相手との言葉のキャッチボール。相手が投げかけてくる言葉に対して、どう返すかで、楽しい会話になります。
一方スピーチなどは、一方通行。聞いている人 皆に響く話し方が必要になってきます。
この、スピーチは、少しコツを覚えれば、上手くなります。
アメリカの大統領などはパフォーマンス、言葉選び、説得力ある内容、と人々を惹きつけることに長けていますよね。
避けたいことは、チェーン店での接客態度のように、画一的で、マニュアル化した話し方。聞いている人に「誰が聞いていても、同じことを言うんだろうな」と、思わせてしまい、聞こうとする意志をなくさせてしまいます。
これまで受けてきたジョークも、聞く人や場所が違えば受けないこともあります。その場の状況を読み取ることが大切です。なんとなく そわそわしてきた、そっぽを向いている、居眠りをするなど、必ず何かサインがあるはず。
あれ?何かが違うぞと気付くことが出来ると良いですね。
そうしたら軌道修正をした方が良いのですが、その軌道修正はどうしたら良いのか。
事前の準備が大事です。
聴衆はどういう人なのか。年代、性別は。彼らが興味を持っていそうな話題は何か。どうして話しを聞きにきたのか、など。
実際に聞く人たちをイメージして、スピーチの内容を準備する必要があります。
自分が一番伝えたいことは、結論は同じでも、アプローチの方法を3パターンくらい用意していくと、3つの話し方が出来ます。そこから"受ける"攻め方を探れるわけです。
スピーチも、スポーツと同じようにイメージトレーニングすることで、苦手意識が薄れると思います。
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