齋藤 進一(建築家)- コラム「街歩き(朝霞台—北朝霞)編」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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街歩き(朝霞台—北朝霞)編

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2006-01-11 00:03
私が所属する団体の一つ「ユニバーサルデザイン・ステップ」では、駅周辺の公共施設やお店を車いすやアイマスク(視覚障害体験)で利用し調査する活動を一つとしています。

自走させる車イスでは歩道の勾配に苦労したり、排水溝にキャスターがはまったりと街中にはまだまだバリアが多いことに気づきます。また半日車いすに乗っていると手のひらにスリ傷ができるほどのハードな動作だと再認識致しました。 
(写真は実際に車いす生活をされている活動的な友人です)

アイマスクで街歩きすると、耳と鼻が敏感になり車の通る方向で道路方向がわかったり、パンの匂いでお店を確認するようになります。

視覚障害をお持ちの方の生活様式は、白杖を使用される方と盲導犬と歩かれる方など様々です。
街中で視覚障害をお持ちの方と出会ったときは、いきなり声をかけてはいけません。
通いなれた路なのにお節介ということもあるので、点字ブロックの先に自転車などの障害物があったら、先に行って移動するお手伝いをしましょう。
横断歩道で困っていらしたら、「ご一緒しましょうか?」の一言とそっとひじを差し伸べてつかまって頂くと安心してもらえます。

盲導犬に出会ったときについては別のコラム(1/12)で紹介いたします。


私は、お年寄りの方や障害をお持ちの方達が、住宅内だけでなく、街にも出やすい環境づくりを目指しています。

次回はデパートのトイレ改修について報告しますのでお楽しみに。
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