山中 英司(カイロプラクター)- コラム「症状を繰り返しやすいのはなぜ?」 - 専門家プロファイル

山中 英司
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります

山中 英司

ヤマナカ エイシ
( カイロプラクター )
陽開カイロプラクティック 
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症状を繰り返しやすいのはなぜ?

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カイロプラクティック カイロQ&A 2007-01-11 00:00
よく捻挫をすると繰り返してしまったり、古傷がいつまでもうずいたりすることがあると思います。
なんで一度ケガをすると慢性化したり、治っても、また同じようなケガを繰り返してしまうのでしょうか? 
そこには、神経系の記憶が関係しています。

私たちは、ケガをした時、その動作や姿勢から、そのときの情動・感情まで記憶として残ります。すると、その記憶が、同じような状況になると反射的にカラダを硬直させたり、同じような痛みを再現したりするのです。

これは、「条件反射」と言います。

「条件反射」とは、ある条件のときに自動的に起こる反応のことです。有名な話としてパブロフの犬があります。
犬にエサを与える前に、毎回ベルを鳴らすことを繰り返していると、犬はベルの音を聞くだけで、ヨダレを出すようになると言う実験で証明された「条件反射」の一例です。

私たちの経験としてよくあるのが、梅干を見ただけで、ツバが出るという話です。
このような反射は、異常な反応ではなく、ごく当たり前の正常な反応なのですが、カラダの正常機能に影響を与える「条件反射」もあります。それを「病的条件反射」と言います。

「病的条件反射」は、あらゆる症状に影響し、痛みを増幅させたり、治りづらくしてしまう厄介な反射です。
ですので、施術において、この記憶に対してカラダが順応できるよう「病的条件反射」を切り替え、本来の神経バランスに戻すことがとても有効、かつ重要な部分になるのです。

「スポーツをしているから仕方ない」、「もう年だから仕方ない」、「むかしにケガをしているから仕方ない」、そう結論付ける前に、カイロプラクティックで神経系の機能バランスを整えることを、検討してみてはいかがですか?

山中英司

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