植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ自賠責保険の値上げ
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来年4月より、金融庁は、自動車の所有者に義務付けられている自賠責保険の保険料を平均10%から15%程度引き上げる方針を固めた様です。
正式な値上げ幅は来年1月の審議会で決定しますが、平均10%から15%程度となる見通しで、普通乗用車の保険料ですと年間1000円以上の値上げになると見られています。
交通事故の減少や自動車の安全性能が向上してる割には、事故によりむち打ちなどの後遺症が残った人への保険金の支払いが想定より増えている事が原因らしいですが、私の実際の経験上、本当に痛いのか?と請求自体に不審に思える方が多いのも事実です。
先日も事故の相手方に後遺症認定をし支払いましたが、仕事をしているのに事故から2年近くも病院に通い、且つ休業損害の請求、そして後遺症認定への不服な態度等、目に余る相手方でした。最後は、後遺症認定は変わらない旨と、これ以上、不必要に長引かせるのなら裁判すると伝え、やっと示談してきました。
こういう一部の心無い方が居るから自賠責にしても任意保険にしても支払いが増え、保険料が値上がりするんです。保険本来の平等性の原則からすれば排除すべき事案でしたね。
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