植森 宏昌(ファイナンシャルプランナー)- コラム「健康保険の赤字が増大」 - 専門家プロファイル

植森 宏昌
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供

植森 宏昌

ウエモリ ヒロマサ
( 大阪府 / ファイナンシャルプランナー )
有限会社アイスビィ 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.3/89件
お客様の声: 2件
サービス:11件
Q&A:304件
コラム:519件
写真:25件
お気軽にお問い合わせください
0120-961-110
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
専門家への資料の請求は、こちらからお問い合わせください。
資料の請求

健康保険の赤字が増大

- good

ライフスタイル ライフスタイル 2012-06-10 15:45

今、企業の社員が加入する健康保険組合が相次いで保険料率を引き上げています。理由としては高齢者の医療費に充てる国への拠出金の負担が膨らんで財政が悪化している為です。
実際、平成24年度には全国の健保組合の9割が赤字となる見通しで、4割(584健保)が保険料率を引き上げました。

1番大きな原因としては、平成20年度の医療制度の改革で高齢者医療を支える負担が増え続け、健保の保険料収入に占める高齢者医療への拠出金の割合は4割超に達しているのが現状です。今後も少子高齢化社会は益々進むでしょうし、長引く景気の低迷により企業は社員の採用を手控え、フリーターやニート等の問題により保険料収入は減り、収支の改善は期待出来ないと言えるでしょう。

又、私は一切、信じていませんが、政府が日本の将来の為に必要だと言っている消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革は、医療費改革の具体的な中身は示されていません。単に取れるところから取れと言う安易な方法ですし、根本的な医療費の抑制策などが全く議論されていません。他にも先般から繰り返され公になっている不正受給の生活保護の問題や公的年金の問題等、ばら撒けば良いというものでは無いと思います。

今の政府の姿勢を見ていたら、取り敢えず取れるところから取り、ばら撒けばどうにかなる程度の政策にしか見えないのは私だけでしょうか?今のままでは日本の将来を夢見る事さえ出来ない自分達の子供や孫の未来の為にも、政治家や高齢者の方々も自分達の損得だけでは無く何十年先を見据えた抜本的な対策を取って欲しいと思います。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真