植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ事故を起こしたドライバーの自動車保険料の値上げ
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今回、余りの支払額の多さに損保各社が、交通事故を起こしたドライバーの翌年の自動車保険料の値上げを検討していることが判明しました。
実際、今年から来年にかけて損保各社は自動車保険の料率を見直し、一部を除き、殆どの年齢層で保険料の値上げとなりますが、併せて事故を起こした場合、同じ等級の無事故のドライバーよりも割引率を縮小すし、事故が多い人への負担をより負わせるシステムとするみたいです。本来、任意保険では、1年ごとに等級が見直され、1年間無事故だと1等級上がって保険料の割引率も高くなる反面、事故を起こすと等級は3等級下げられます。
今回は、事故を起こした人に対しては通常とは別の割引制度を適用し、事故の多い方への負担を増やす内容となります。
ただ、事故が多いのは確かですが、私が事故処理の際に感じるのは、一部の心無い修理工場等の余分な修理や不要な部品の取り換え、値段が通常の修理に比べ事故で保険を使う際の保険会社の協定額の高さ等、不審に感じる事は山ほどあります。
後は、一部の保険金詐欺の連中です。態と事故を起こしたり、盗難に遭った様に見せかけ保険金を詐欺したり、延々と入院や通院を繰り返し保険金を詐欺して逮捕される連中にも保険料が値上がりする責任があります。
最後は、やはり保険会社の高事業費体質にあるでしょうね。この辺りにメスを入れないと今後も延々と収益は改善されず値上げは続くと思われます。他人に負担を負わせる前に先ずは自ら痛みを負う事をして欲しいものです。
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