植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ自動車保険料の値上げ
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本日のネット上にも出てましたが損保各社に因る自動車保険の保険料値上げが相次いでいますね。まっ、自動車保険に限った事では無く損害保険料全体ですがね。
そもそも、一連の値上げは昨年7月に損害保険料率算出機構が「参考純率」を5.7%引き上げた事が原因の1つです。ただ、知ってる方は一部でしょうが、損害保険料率算出機構には現在39社の保険会社が会員として加盟しており、昨年度は約36億3千万円の会費や入会金収入を計上している団体で、何故か理事には損保大手各社の社長が名を連ねているんです。
これが何を意味するかは誰が考えても分かりますよね?ある意味「参考純率」を上げるのも下げるのも内部の人間で組織されているのですから相撲協会と同様、保険会社の思いのままですよね?外部機関が公平性の原則を基に正しい数字を出してるケースとは違う様に感じます。
今回の引き上げのケースでも、「損保各社の要請によって参考純率の見直しに着手した」と同機構職員が言っているというネット上のニュースでも分かる様に不透明な部分が多過ぎる様に感じます。
ここ数年、保険料は毎年上がってる様に感じるのは私だけでは無いと思います。もっと、透明性を高め消費者にも値上げの根拠を分かりやすくする努力をした上で改正すべきかと思います。 今のままでは、昨今の不景気と合わせ、益々、保険離れが進み兼ねません。周りに損失分を負担させる事ばかり考えず、自社内を見直す努力と削減に取り組んで頂きたいと思います。
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