植森 宏昌(ファイナンシャルプランナー)- コラム「アリコ、顧客情報流出(続編)」 - 専門家プロファイル

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ウエモリ ヒロマサ
( 大阪府 / ファイナンシャルプランナー )
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アリコ、顧客情報流出(続編)

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保険 生命保険 2009-07-25 16:44
やはりと言うか、大切なお客様の情報を管理する金融機関に勤務する社員としての最低限のモラルが無いと言うか。。。これが本当なら情けない限りですね。

皆さんも既に見られたかも知れませんが、本日配信されたニュースに因ると、今回、アリコジャパンから保険契約者のクレジットカード情報が大量に社外流出し不正使用された事件で、従業員によって情報が持ち出された可能性もあるとみて内部調査を進めていることがわかりました。その理由としては契約者の個人情報を直接閲覧できるのが一部の従業員に限られていた為です。アリコや関係者によると、契約者情報を管理している社内のシステムは、外部の回線には直接接続されておらず、情報を引き出せるのは特別な権限を持つ従業員約40人に限られており、従業員が引き出したデータが社外に持ち出された可能性もあるとして、情報セキュリティーの専門家にも協力を求め、流出経路の特定を急いでいるとの事です。

元々、AIGと言うグループはコンプライアンスを含め、凄く厳しい会社です。もし、今回の件が社内犯罪なら、昨年来の経営危機から一体、社内の体制や社員のモラルを含め、どうなってしまったんでしょうか?コンプライアンスに厳しい会社だっただけに少し信じられない部分があります。内部犯行で無い事を祈りたいものですね。

ただ、もし仮に今回の事件が内部犯行という事が明らかになれば、金融機関そして保険会社としての当り前であり且つ最低限の、顧客情報を守るという行為が出来ない会社という烙印を押されるだけに、市場からの見る目は益々、厳しいものになるでしょうね。利益や新規契約ばかりに目を奪われず公共的な金融機関である事を今一度、思い返し社内改革に取り組んで頂きたいものですね。

今迄も、色々な層のお客様向けに業界を先駆けて新商品を出して来た会社です。横並び、護送船団方式と言われる閉鎖的な日本市場に風穴を開けたと言う部分では、功績は凄く大きい会社だと思います。是非とも、原点に戻り復活をして欲しいと期待します。
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