植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ寧社書作展
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最近、偽装や詐欺など荒んだ話題が多いですね。そんな時代に少しでも芸術や文化に触れ合い心を癒す時間を持つのも良いかなと思い毎年恒例の兄の書道展を御紹介します。
以下、兄からの紹介文です。お近くに行かれる際は是非ともお立ち寄り下さい。
来る5/9~11に奈良県文化会館にて寧社書作展を開催いたします。十八回目を迎えた寧社書作展は二十年以上前に大学や高校教員を中心にして故・今井凌雪先生の発案で新書鑑誌の原稿作りのために始めた中国語翻訳会から派生したものです。
今回は、「混沌からの創成」をテーマに設定しました。今までに今井先生から学んだことや日中の名跡を学んで蓄積してきた書道についての色々な技法や知識、それらは我々の脳細胞の中で化学変化を起こし混沌とした世界を形成しています。十八回展は、そんな混沌とした世界からの創造であり、昇華です。無謀な挑戦ですが、二十歳を目前にした寧社書作展から、出品者各人が親離れをし、自力で飛び立たてる準備をしなければいけないといった心境で制作をしました。さまざまな書体、書風、材料で240cm四方の大作から葉書以下のサイズまでバリエーション豊かな作品が並びます。また共通テーマとして絵の描かれた桐板への作品制作も試みます。絵を活かすか殺すか無視するかは各自の自由。さてどうなることやら。
例年通り作品一点一点に関する説明文書も配布します。様々な作品制作や授業のヒントもあると確信しています。ご高覧ご批評の程、宜しくお願いいたします。
※寧社という名は、十八年前の立ち上げの際、奈良(寧楽)の地からさまざまな書に関する 情報を発信せよと意味を込めて寧楽漢学講習会講師である奈良女子大学名誉教
授の横山弘 先生が名付けてくださったものです。
なお、
4/30~5/6には同場所・奈良県文化会館全館を使って私の師匠であった《今井凌雪ー人と書のすべてー》展が開催されます
故・今井凌雪についてはgoogle等で検索していただくと大量に出てきますので検索いただければ幸いです。
会場の関係で超大作は夏の東京展のみになりますが、大量の書作品だけでなく、今井先生が書かれた文部科学書の看板や平城京朱雀門扁額、室生寺の門標、岩波書店の新日本古典文学大系の題字、『乱』をはじめとする黒澤明映画の題字など生活の中の書。そして高等学校書道の教科書をはじめNHKの出版物他、多数の書道教育や書道史関係の著作物等が一堂に展示されます。お見逃しなく!
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