大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「日本の子供は野生を奪われ動物園で育つ?」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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日本の子供は野生を奪われ動物園で育つ?

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迷子になった日本の教育 2022-06-23 04:29

この間嬉しいことがありました。

日本でちっちゃな時から教え、今日本の大学4年生になった生徒からLINEが来ました。

「大学のプロジェクトのことでどうしてもMachikoとRobertと話したい!」と。


小さな時から、自分の周りの特に自然界で起こっていることに好奇心いっぱいで、面白いことをみつけると大きな目がいだずらっぽく光り、他のことはぜ〜んぶ忘れて自分の観察に没頭する子でした。 もちろん、学校のことなど放っておいて。

周りの塾漬けの同級生たちはその子をバカにするような言動を取り、「ふん、俺は医者になるんだぞ!」などと偉そうなことを言う奴も。

一体どんなクズ医者になったんだろうな、いや、なれたんかな?と今でもそのシーンを思い出します。

PodCast……


本来なら野生の中で、好奇心満々の日々を送り、自分から学んでいくはずの6歳までの時期が、実は日本の子供は野生に解き放たれることなく、親が作った動物園の中で過ごしているのではと思います。 大人が与えた環境では脳は最高の発達をすることが出来ません。 


これは実に40年間、クリティカルシンキングを日本の子供を指導する中で常に感じていたことです。

相棒のカナダ人Robertが日本での体験をストーリーにしています。 その中で見事に日本の子供の残念な欠陥について述べてます。

日本の子供は、自分自身で見つけた過去の経験・観察が存在しない。 また仮に何か経験していたとしてもそれをカテゴリー化出来てないので、それを活かすことが出来ない。 何でも問題に遭遇したら、過去の経験・観察から大きなヒントを得ることが出来るはずなのに、その過程がすっとんでる。 と、危惧しています。

PodCast…..


また、日本の生徒たちに、野生での経験を、少し年齢は過ぎたけど、野生での経験・観察とはどういうことかを実感してほしい。

自分の経験・観察をストーリーにして脳の中でカテゴリーを作れるようになってほしい。そんな思いから初企画した、StoryTelling Camp in Canada 2022 

いよいよ後一ヶ月少々で始まります。


生徒たち!

動物園を脱走して、カナダの大平原にいらっしゃい!

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