大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「英語エッセイを勉強する理由 - A.I. 時代を生き抜くための論理的思考能力をつける」 - 専門家プロファイル

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英語エッセイを勉強する理由 - A.I. 時代を生き抜くための論理的思考能力をつける

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英語学習方法 英語でエッセイを書く 2019-01-19 05:05

日本は受験シーズン真っ只中ですね。

毎日暗記で詰め込んだ情報を、あっという間の一発勝負で試される受験生たち。

日々の生活も、何も考えずとにかく暗記。

学校と塾の往復と丸暗記の生活。

一番の脳の栄養である本を読む時間もない日本の10代たち。

 

エッセイなど、指導要綱の中にも入っていない国で、突然「英語エッセイ」が表舞台に登場、受験の道具にもされようとしています。

本も読まずにエッセイ?と思い、日本での「英語エッセイ」指導法を除いてみると。

ありゃりゃ。

また暗記ですか。

フレーズと単語暗記、定形文暗記だそうです。

 

本物の「英語エッセイ」は、論理的・具体的・客観的・批判的・科学的思考法そのものです。

きっと日本の10代の脳を救うことが出来るんですが。

 

いつまでも変わりませんね。

A.I.(人工知能」の研究も実用化も世界の先端を狙う日本にしては、余りにもお粗末な教育レベルが勿体ないです。

戦後すぐに作られた教育方法をそのまま使い続ける日本は、今後100年経ってもこのままかも知れません。

 

もうすぐ、たった一台のコンピューターの能力が、全地球人類の頭脳を結集したものより高くなります。

もちろん現在でも、受験生が人生の一番楽しい時期を犠牲にし、必死で丸暗記しても、手にしているスマートフォンの方の知識と暗記力には全く叶いません。

 

歴史の年代・人名暗記など何のためにするのでしょうね。

ググったら全部出てくるのに。

Collective Learning と呼ばれる、これまでの人類の知恵の結集がまたまた新しい知識を付け、どんどん進化していることなどお構いなし。

新しい知識とは、従来の知識に「疑問」を持ち、仮説を立て、証拠を論理的に分析していくことで生まれます。

 

日本の受験生は、古い古い教科書の知識をそのまま疑問も抱かず丸暗記し、そこからの「なぜ」を考えることも出来ません。

数学や物理の公式など、調べたら一瞬で出てきます。

暗記した公式を当てはめて問題を解くなど、A.I.のスピードと正確さに叶うわけもないのに、なぜ未だに日本の学生は無駄なことに時間を費やしているのでしょうね。

 

脳の知的能力、抽象的概念の発達に一番大事な10代後半がこれでは、日本の若者の脳を最大限に伸ばすことは不可能です。

と、日本で38年間声を上げ続けましたが、何も変わりませんでした。

 

「わかった、日本。 それなら、少なくとも私の生徒の脳の発達だけは守る教育をするから。」

 

日本語で考える生徒の脳を、少しづつ英語思考法に変えていくために、日本人生徒の弱点を押さえた「英語エッセイ指導法」をデザインし、教え始めました。

作成者・指導者は数学とIT専門家のカナダ人Robert McMillan。

日本の生徒に28年間エッセイを教えた経験と、鋭いまでに明確な数学理論を基にした指導法です。

Systematic Essay Writing (体系的なエッセイライティング)、頭文字を取ってSEW(縫い合わせてまとめる)。

日本の生徒が本来持っている潜在能力をまとめて縫い合わせ、論理的思考能力を育てていくレッスンです。

 

カナダの小学生・中学生の脳が、好奇心いっぱいで、周りをいっぱい観察し、たくさんの「なぜ」を考える能力をつける同じ過程を用いています。

40レベルに別れた、見事なまでに体系的なレッスンすべてを終了すると、カナダの高校Englishのレベルまで到達します。

日本人には相当高いレベルです。

日本の大学受験の「英語エッセイ」レベルは、カナダでは中学2年程度ですので、このエッセイ講座修了生はニヤッと笑って余裕の入試になります。

 

やって来たA.I.時代。

「英語エッセイ」特訓を通じ「論理的思考能力」を学ぶことで、A.I.と共存し、新しい時代に生き残る能力が育ちます。

丸暗記怪物A.I., 新しい経験から賢く学習も出来るA.I.でも「論理的思考能力ークリティカル・シンキング」は未だに未知の分野です。

 

A.I.に出来ない人類だけが持っている能力を伸ばす教育。

これが今の若者には一番必要なことだと思います。

 

日本のいい子のみなさん、そろそろA.I.との暗記勝負なんて止めにして、「英語エッセイ」の世界にいらっしゃい。

A.I.と共存する世界を生きるために。

 

 

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