茅野 分(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))- コラム(19ページ目) - 専門家プロファイル

茅野 分
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。

茅野 分

チノ ブン
( 東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医) )
銀座泰明クリニック 院長
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コラム一覧

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うつ病の経過(1)

これまで当院を受診された患者様の半数以上が「うつ病・うつ状態」の診断に相当されました。特に働き盛りである20・30・40代のビジネスマンやOLの方々が中心となります。症状は軽い方からやや重い方まで幅広くいらっしゃり、わずか1・2回の受診で治るごく軽症の方から、数ヶ月間、通院されている中等症の方もいらっしゃいます。更には、他院から転院され、数年以上、通院されている方もいらっしゃいます。 通院・治療...(続きを読む)

2007/02/01 00:00

病院や医者の選び方(4)

病院や医者の選び方(4) 次は精神科医に関して、防衛医大・精神科の野村総一郎教授が「精神医学」(医学書院)の巻頭言で書かれていた「精神科医のタイプ分け」をご紹介いたします。 1. 激務充実(粗雑)タイプ     総合病院、臨床中心、経験主義 2. 先端医学(業績至上)タイプ     大学病院、研究中心、海外志向 3. じっくり(趣味の世界)タイプ     単科病院、読書中心、質を重視 これも面白く説明されていますが、...(続きを読む)

2007/01/31 00:00

病院や医者の選び方(3)

本当に信頼できる医者にかかりたいものですが、それにはその医者がどのような性格の人物なのか把握する必要があります。そこで、私がかつて勤務していた長野県・佐久総合病院の内科医で、芥川賞作家でもある、南木佳士先生がご自身の著書「医者という仕事」朝日文芸文庫、29項、に書かれていた医者の分類をご紹介いたしましょう。 1. 医学の進歩を無邪気に信じ、進歩することは良いことだと信じきって感傷を廃し、研究論...(続きを読む)

2007/01/30 00:00

病院や医者の選び方(2)

次に医者についてお話いたします。医者の世界はドラマや小説でよくご存知でしょうが、内容によっては全くのフィクションであったり、デフォルメであったりもしますから、実際の医者の意見をご紹介いたしましょう。まずは前回ご紹介した「ドクハラ」の提唱者、元癌研究会付属病院の医師だった土屋繁裕先生が「ドクハラ医師を見抜くチェックポイント」について述べられています。 #あいさつをするか #威張らないか #患者から...(続きを読む)

2007/01/29 00:00

病院や医者の選び方(1)

とかく医者との関係は難しいものです。そもそも、病院や診療所は都会でこそようやく増えてきましたが、地方に行くと、町や村に一つか二つというところもあります。従って、どうしても選択の余地は少なく、不満足ながら通院しなければならないこともあるでしょう。また病院や医者の質も分からなく、最近でこそランキング表やお勧めの病院案内なども登場してきましたが、果たして本当に良いのかどうか分からないというのが実情と思い...(続きを読む)

2007/01/28 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(4)

セカンドオピニオンと呼ばれる診療形態も一般化してまいりました。定期的に通院している病院・医者とは別の病院・医者を受診し、診断と治療を再検討してもらうことです。その時の主治医を絶対的に信頼していれば不要ですが、なかなか病状が回復しなかったり、治療関係が揺らぎ、主治医へ不信や疑いを生じた時に行われているようです。これは過ぎるとドクターショッピングに陥ってしまいますが、治療の初期や膠着している時には仕方...(続きを読む)

2007/01/27 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(3)

これに対して最近ようやく高まっている概念がインフォームド・コンセント、説明と同意です。そもそも1957年のアメリカにおける医療訴訟を契機に生じてきたものですが、昨今、訴訟の相次ぐ日本においても広く認知されてまいりました。「患者さんに対して病状を十分に説明し、同意を得た上で治療を行う」ことで、基本には医者と患者さんとが目線の高さを等しくすることが求められます。一般社会においては当たり前のような話です...(続きを読む)

2007/01/26 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(2)

これまでの医者‐患者関係を説明するにあたり、パターナリズム、家父長主義と言われる概念があります。これは医療現場における医者と患者の力関係を家庭における父親と子供の関係になぞらえて説明したものです。すなわち、知識と経験がある医者を父親に、それの少ない患者さんを子供に見立てたものです。患者さんには失礼な話ですし、現代の都市部においては既に通用しないことと思いますが、実際のところ医師数の限られていた20...(続きを読む)

2007/01/25 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(1)

今回は「嫌がらせ・ハラスメント」シリーズの第三回、「医者からの嫌がらせ〜ドクハラ」と致しました。このテーマは私としましても我が身を振り返る話であり、患者さんの立場、心情を思えば避けて通れないことですので、真摯にお話させていただきたいと思います。 ドクハラ、ドクターハラスメントとは「医師および医療従事者から患者さんに対して行われる不適切な言葉・行動・その他、全てを含む」と言われています。その提唱者...(続きを読む)

2007/01/24 00:00

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(3)

男性上司から性的に不快な言動をされたり、職務や人事で差別されたりと被害の状況は様々であります。皆様方、心が深く傷ついていらっしゃり、眠れなくなったり、悪い夢を見るようになったりされています。朝は会社へ行くのが嫌になり、行ったとしても今まで通り集中して仕事ができなくなってしまいます。そして、休職・辞職をされる方も少なくなくありません。 自宅で休んでいると、嫌がらせをされたのにどうして自分が休んだり...(続きを読む)

2007/01/23 00:00

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