対象:保険設計・保険見直し
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私の死亡保障になります。31歳女性で夫と子二人です。
現在加入しているものは終身(60歳払込済み)300万円と収入保障保険月15万のものです。収入保障保険のほうは子どもたちが大学卒業するまでの期間でもちろん掛け捨てです。
今回、相談したいのは300万終身のほうです。
加入して7年経ち、払込は約40万、解約すると返戻金は30万弱になります。60歳までの総支払額が約200万円で最低保障の運用利率は1.75%です。60歳まであと160万の支払いが必要。
保険相談で今勧められたものが円支払いで円保証、しかし解約返戻金は米ドルというものです。終身300万です。
60歳払込済みで今からの総支払額は約130万円です。運用利率が3%です。解約返戻率が大きいです。今後の支払いも少なくて済みます。
円建て円保証なので死ぬまで加入するならば、今入ってるものとまったく同じです。
それと全く考えを変えて、80歳満了とかの死亡保険はどうなんだろう?と思いました。
今300万円保障(80歳満了)に加入すると月の保険料が800円足らずです。80歳まで払い続けたとしても47万円くらいです。
夫はインフレリスクのこともあるので、投資・運用は必要だという考えのタイプです。なので返戻金が米ドルのがいいんじゃないか?と言ってます。
アドバイスよろしくおねがいします。
しぃなさん ( 神奈川県 / 女性 / 31歳 )
回答:5件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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死亡保障の件
しぃなさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
しぃなさんの場合、死亡保障のうちお子様の教育資金対策として既に収入保障保険に加入しているのですから、終身保険の300万円はご自身のお葬式代という意味合いで加入しているものと思われます。
ただし、しぃなさんもご記入されているとおり、予定利率が相当に低い水準となっていますので、敢えて終身保険で保障を確保していく必要があるかどうかを再度お考えいただいてもよろしいと考えます。
元本割れにはなってしまいますが、今ならば解約返戻金が30万円ほど戻ってくるのですから、今後は毎月積み立てを行ってもよろしいと考えますし、インフレリスクが気になるのでしたら、株式などに投資しながら配当や株主優待を受けていってもよろしいと考えます。
株式でしたら配当利回りが4%ほどの銘柄もたくさんありますし、食事券をはじめとする会社の株主優待をもらいながら運用していくのも、きっと楽しいと思われます。
定年を迎える頃までにある程度のお金が確保できていれば良いのですから、保険商品に拘るのでなくいろいろな金融商品にも目を向けていってもよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
補足
しぃなさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからも分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
しぃなさん
今加入してる終身分の300万が「整理資金」として準備ができときに、このまま保険を続けるか、解約するかを考えてみようと思います。
やっぱり一番安心できるのは現金だと思うので・・・
株式投資は数年前から小額ながらやっており、優待券などもらったりしてます。それは続けたいと思います。
ありがとうございました。
ファイナンシャルプランナー
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変額終身保険を考えてみるといいでしょう
しぃなさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
終身300万円の目的は?
おそらく死亡整理金(葬儀費用)ですよね。
同じ保障であれば、払い込み保険料は少ないほうがいいということになります。
しかし、80歳までの定期保険ではそれ以上生きた場合は掛け捨てです。
女性の半分程度は90まで生きる時代ですよ。
葬儀費用を準備しておきたいのでしたら、終身がいいでしょう。
またインフレリスクもお考えでしたら、米国国債で運用するタイプよりも
株式なども入れた変額終身をお考えになってはいかがでしょう。
運用がうまくいくと、死亡保障が増えます。
うまくいかなくても最初の保険金より減ることはありません。
ただし、解約返戻金は運用の結果次第となります。
葬儀費用ということですと、途中での解約返戻金よりもインフレになった場合に保険金も増えるタイプがいいと思いますが、いかがでしょう?
保険料総額も151万円ほどで済みます。
しかし、お子さんが大きくなるまでの死亡保障が別途あるということですので、葬儀費用は貯蓄で備えることも可能です。
お子さんの教育資金は大丈夫でしょか?また、老後資金は?
葬儀費用の優先順位はその後になります。
何もない場合の資金計画をたてて余裕があれば、あってもいい保険ですが。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
しぃなさん
ありがとうございます。
やはり少しでも保険でお金を遺したいというのがあるので、掛け捨てではなく終身を選ぼうと思います。
変額終身は検討したことないのでよく調べてみます。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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終身保険の考え方
しいな 様
ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いBYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
今回、相談したいのは300万終身のほうです。
加入して7年経ち、払込は約40万、解約すると返戻金は30万弱になります。60歳までの総支払額が約200万円で最低保障の運用利率は1.75%です。60歳まであと160万の支払いが必要。
⇒解約返戻金が今すぐ必要でなければ、「払済」という方法もあります。
払済とは保険料の払い込みをストップして、現段階の解約返戻金を元手に終身保険を一括で買い取ってしまうという方法で、払込保険料に対しての保険金額はアップします。
払済については私の過去のコラムをご参照下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/14513
保険相談で今勧められたものが円支払いで円保証、しかし解約返戻金は米ドルというものです。終身300万です。
60歳払込済みで今からの総支払額は約130万円です。運用利率が3%です。解約返戻率が大きいです。今後の支払いも少なくて済みます。
⇒加入目的が死後の整理資金(お葬式代など)でしたら、非常に合理的な保険です。
解約返戻金は変動しますし、為替の影響を受けますので、解約前提でしたら選択するべき保険ではないかと思います。
また80歳までの定期保険につきましては、80歳以降ご生存された時には、掛け捨てとなりますので、保険だと割り切って考えられればOKだと思います。
夫はインフレリスクのこともあるので、投資・運用は必要だという考えのタイプです。なので返戻金が米ドルのがいいんじゃないか?と言ってます。
⇒インフレリスクをお考えでしたら、変額終身保険の方が目的にあった保険になりますね。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼
しぃなさん
やはり解約することを考えて加入するべき保険ではないとよく分かりました。
掛け捨ての安さもかなり魅力的ですが・・・
今のところ終身でいこうと思います。
大関 浩伸
保険アドバイザー
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終身保険の捉え方で変わってきますね
しぃなさん、こんにちは。実務に強いFPの大関と申します。
まず「掛け捨て型」と「貯蓄型」という分け方ですが、どちらがいいというもの
ではありません。保険期間が短期であれば、必然的に「掛け捨てタイプ」
保険期間が長期であれば、必然的に解約返戻金が貯まります。結果論です。
よって、**1つ1つの目的・ニーズに合わせて種目や期間を選定していく
ということが大切であると思われます。
終身保険につきまして、事実は、60歳払込満了タイプなのですから
**資産保全(最大払込で200万円でいつか必ず300万円が家族の資産へ)に繋がる
という点です。
そういう点でなら「80歳満了定期」への変更はオススメできません。
79歳時の場合、「保険があと1年で切れる」から「家族のために長生き
しない方がいい」などと生きる活力を奪う可能性も否定できないからです。
**目先の損得勘定と適切な判断かどうかは別問題になるケースも多いのです。
メンテナンス方法ですが、現在の終身保険を払い済みにして「円建て保証終身」
や「変額終身保険」でというのも有力な手段と思われますの。
下記のコラムをご参照下さい。
↓↓↓
(終身保険≠葬儀費用?)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/28792
(円建保険金額保証特約付新終身保険)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/25582
(変額終身保険)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/28427
(理想の保険商品?)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/31346
(本当の収入保障保険とは)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/31342
(収入保障保険の光と翳)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/67217
以上、参考にして戴けたら幸いです。
ご不明な点がございましたら、個別指定にてお問い合わせ下さい。
評価・お礼
しぃなさん
そうですね、こればかりはどっちがよかったなんて一生分からないかもしれないです。
掛け捨てでもちゃんと自分の葬儀代くらいの貯蓄を残せていれば終身保険は必要ないとも思います。
運用という目的が一番大きいので、それが私に合ってるかどうかは・・・?やっぱり分かりません。。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
運用を考えるなら・・・・
しぃなさん、こんにちは。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
確かに同じ保障でしたら保険料の安い方が良いでしょうね。
また今、勧められている保険商品が円建てでの死亡保障を保障しているのでしたら、終身保険としては良いと思います。
ただ運用としては、解約時に解約返戻金が円建て保証されていれば良いと思いますが、ドル建てですと為替リスクもあります。
また運用利回りが3%と、とても魅力的に思える数字ですが、実際には保険料総額が3%で運用されるわけではないので、保険料に対する利回りはとても低いです。
ご主人様も、今後のインフレに対してお考えがあるようでしたら、運用は目的にあった運用商品でされた方が良いです。
保険というものは、運用もしますが保障というオプションが付いている分のコストがかかっています。
円建ての商品でしたら変額保険というものもあります。
ただ終身保険は、死んだ時の為の整理資金としての保障と考えられる事が多いので、途中解約は考えづらいです。
目的に合った商品で保障を準備したり、運用されると良いでしょうね。
評価・お礼
しぃなさん
まだはっきりとした結論は出せませんが、やっぱり終身(途中解約は考えない方向で)かな〜と思いました。
ありがとうございました。
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