対象:心の病気・カウンセリング
H14年にうつと診断されてから会社の療養休暇等を利用させてもらいながら、治療を続けていますが、復職してしばらくすると状態が悪くなるの繰り返しで長期休暇と復職を繰り返し、今も療養中です。主治医の治療を素直に受け止め努めているつもりですが、これから先のことを考えると不安です。幸いにも妻が理解してくれているのでなんとか頑張っている状態です。
もう5年も経ってしまいました。今までのように会社に戻ることも状況的に難しくなっています。人間関係や会社側、特に労務の方達は私の病状を実際に見ているわけではないので、きついことも言われました。
兎に角治療して状態が良くなることを第1に考えていますが、将来的には仕事を変えたりというような環境そのものを変えることを考えたほうがいいのでしょうか?
tomyさん ( 群馬県 / 男性 / 36歳 )
回答:1件
長期化した「うつ病」に対して
うつ病で5年間近く長期休職・療養をされ、将来の不安を抱えられているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
復職の難しさは、本人の病状のみでなく、会社の事情にも問題があり、一筋縄にいくものではありません。特に中小の多忙な会社では、復職システムも整備されていないところが少なくなく、復帰するならば定時勤務でなければならないということもあります。大企業においても復職した途端、閑職に回されたり、出向させられたりで、ご本人の満足から程遠いことがあります。
つきましては、仕事を含め、''今後の人生を再考''することも一考かと思います。ともするとうつ病が生じる場合は、それまでの仕事や人生に無理がある時で、「なるべきしてなった」という事例もあります。これはご本人の要因だけでなく、会社の熾烈な環境がうつ病の患者を作りだしていることもあります。
従って、これを機会に''「仕事・家庭・人生」''といった視点に立ち返り、今後の方向性をゆっくりと考えてみてはいかがでしょう。仕事のみにとらわれず、これから先の人生を健康で幸福に送られることを祈願する次第です。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
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