回答:2件
社内のメンタルケアへの取り組みについて
企業における精神健康度を保持する仕組み構築の必要性を、担当者としてお考えとのこと。メンタルヘルスケアについての啓蒙活動に関わる一員として、大変有り難く思います。
従業員の方の精神健康支援(EAP)の仕組み構築にあたり、注意するポイントや、導入したほうがいい制度などについてのご質問ですが、そのお答えには、従業員の人数/業種/勤務形態等々、企業毎の個別具体的な要素が大きく関与してきます。
例えば、基本となる法律は、労働安全衛生法 ですが、現行法では49人以下の事業場と50人以上の事業場では、課せられている義務内容が異なります。
また、中小企業を対象とした導入助成金等もあります。
貴社の状況を把握した上で、どのよう従業員への精神健康支援(予防活動から復職支援まで)を行っていくのが適切なのかを共に整理し、考えてくれる機関等にご相談なさることをお勧めします。
「日本EAP協会」に加入している機関などや都道府県の「産業保険推進センター」にお問い合わせになってみてはいかがでしょうか。
宜しくご検討くださいませ。
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職場のストレス・マネジメントについて
メンタルケア、ストレスマネジメントのシステムを整備されていくご予定とのこと、職場の精神医療に携わる者の一人として心より御礼を申し上げます。
さて、メンタルに限らず、病気の予防・対処・管理には公衆衛生医学より、右記のスライド(クリックすると拡大します)に示すような三段階が求められています。すなわち、''一次予防:発病予防、二次予防:早期発見・早期治療、三次予防:リハビリ・再発予防''、です。いずれも地域や社会、職場などにおいて保健活動を行ううえでは欠かせない行動で、''計画的・組織的''に対応していただけるようお願い致します。但し、最近は一企業内でこれを完遂することは難しく、''外部機関と連携''しながら対応をしていく傾向にあります。具体的には、産業医やEAP、医療機関などとネットワークを構築していただけると幸いです。
更に、二次予防:早期発見・早期治療における、具体的な問題や病気への対処についてのスライドも添付いたします。これもまた一個人のみでなく、職場・集団として''システムやネットワーク''に基づく行動といえるでしょう。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
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