対象:住宅設計・構造
土地を購入していま建築家に設計をしてもらっています。3階建ての住宅になります。家相で吹抜けはあまりよくないと聞いていますが、現在のプランでは、1〜3階まで吹抜けておりその部分の屋根はガラスになっています。とても気に入っていますがこれは家相上あまりよくないのですか?
家相に関しては色々と制約が出てくるようですが、基本的に家相のいい家にしたく、鬼門や裏鬼門をクリアするプランをお願いしています。何か工夫次第で吹抜けが家相上良くなる方法などあるのでしょうか?アドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
hanapinさん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )
回答:4件
実践してきた立場からお話しますね
はじめまして、鑑定実績2万件の風水鑑定師とコラボレーションをしながら家の設計をしています建築家の八納といいます。なるほど、家相は一度気になると、気になりはじめるもので、心中お察しします。
吹き抜けに関しては、これまで色々と研究してきて実際の家づくりにも落とし込んできましたが、基本的に東、東南、南エリアの吹き抜けは、気を活性化させる効果があるようで、このエリアの吹き抜けは比較的安全です。実際、このエリアに吹き抜けを作った家に住んでいただいている皆さんから、心身ともに気持ちいいという声をいただいています。ちなみに私の自邸にもこの方位の吹き抜けを採用して、家相的影響がないことを検証しています。※写真は東南吹き抜けです
また家相的にはそれ以外のエリアの吹き抜けは慎重になったほうがよろしいでしょう。ただ、ご家族の生年月日など、全ての背景を見ないと、一概に大丈夫とは言い切れませんので、現在依頼されている建築家の方にも相談して、建築士の方がOKでしたら、専門家に鑑定してもらいながら進められるのがベターでしょう。私が組んでいる鑑定士も相談実績数なども抜群の方ですからご紹介も出来るでしょう。
それと、文面を拝見していて、確認したい事があります。屋根が、ガラスになっているということですが、この吹き抜けは完全に屋内でしょうか?屋外になると家相上、「欠けや張り」になるので要注意です。それと、建築家の立場としてもう1つお伝えしたいのがガラス屋根の遮光機能や家の断熱性能です。夏場などは、太陽光をさえぎる事が出来るように、遮光ロールブラインドなどを設置する必要があると思います。また、家の断熱性能が低いと、例えば、冬場は寒くて大変になる可能性があります。これらをトータルに考える必要があると思いますよ。
hanapinさんにとって、理想の叶う家になることを祈っています。
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- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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解決法は色々と有ります。
吹抜が良くないとお聞きになったと言う事ですが。家相を鑑定する時に
見るのは家の外周部から「欠け」や「張り」を判断して家の中心を決め
て方位を定め、吉凶を見る方法が多いです。(多いと書いたのは家相の鑑
定には色々な流派がある為です。私の4月19日のコラム
http://profile.allabout.co.jp/pf/shima-sekkei/column/detail/11314
に書いてありますので良かったら読んで下さい。)
元々家相が出て来た時代には2階建てや3階建ての建築物は特殊な物を
除いて無かった時代で、そして家相が盛んになったのは江戸時代と言わ
れ、明治期になると禁止令が出された歴史が有ります。
そのような経緯の家相を現代に当て嵌めると整合が取り難い事も結構有
ります。吹抜もその1つと言えると思います。私の設計した家で建築主
が家相鑑定家に見て頂いた時に欠けが有ると言われ悩まれた時に欠けて
いる角に柱だけを建てて四角い家と判断した事が有ります。
自分が納得できるまで色々な鑑定家に見てもらうのも1つの方法です。
それでも解決しない時は方位除けの御札を戴く事も有りますので、参考
にして下さい。
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家相の基本は“採光”と“通風”
hanapinさん はじめまして
家相や風水というのはいろんな考え方があります。
当然、ひとつの住宅を複数の専門家が鑑定されますと、複数の回答が発生するほどです。
先人たちの教えともいえる家相・風水の基本は
“採光”と“通風”をしっかり考慮した家づくり!
と言っても過言ではないでしょう。
つまり、このポイントを押さえておけば快適な生活がおくれるということです。
家づくりはいろんな側面から考え、設計を進めていく必要があります。
バランスの考え方で家をつくられてもよろしいかと思います。
参考)家相・風水について
http://profile.allabout.co.jp/pf/mac01/column/list/series/940/?p=1
ブログ/家づくり実況中継
建築倶楽部/前田敦
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宮原 謙治
工務店
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家相は信じるより理解すること!
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
プランニングをしていると、家相のことが気になって仕方がないという方に出くわします。
そんな時に、『何故駄目ですか?』 とお聞きしますと、
『家相の先生が言っておられた。』『家相の本に駄目とかいてあった。』 などの返事が帰ってきます。
このように、これこれの理由でこの位置は駄目であるという明確な説明をしてくれる方は意外と少ないものです。
謙さんは、空気と太陽光線と湿気の係りを研究すると、家相の基本的なことが見えてくることに気づきました。
物には、必ず表と裏があるように、メリットとデメリットがあります。このデメリットを取り入れないようなプランニングをすれば、悪い家相にはならないのですね。
例えば、太陽光線の含まれる紫外線・赤外線・可視光線の特質(メリットとデメリット)を上げて、そのメリットの欲しい所は何処か、デメリットを敬遠したい所は何処かを理解すれば間取りの位置が見えてきますので、是非やって見たらいいですよ。
ご質問の吹き抜けは、一階の空気が汚染されて、上階の部屋の流れた時のことを考えて見てください。
また、西日の良くあたる所なら、西日に暖められた空気が住む人にどうような影響を及ぼすことになるかを考えてみてください。
謙さんは、家相は自然科学・環境科学であり、自然界は相反する物のバランス(平均法)によって成り立つていることを考えると、無難なことを求めることがいいのではないかと思いますが。。。
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