回答:1件
中村 亨
公認会計士
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副業について
ご主人様・質問者様ともに、お勤めされているということでよろしいでしょうか?
そのような状況であれば主たる給与収入につきましては、お勤め先で年末調整して頂けると思いますので、特に問題ないかと思います。
次に副業の収入ですが、基本的に給与所得及び退職所得以外の所得金額が20万円以下である人につきましては、確定申告をする必要がありません。
したがいまして、副業の収入から必要経費を引いた金額が20万円以下であれば、
確定申告をしなくていいことになります。
もし確定申告をする場合は、給与分(給与所得)と副収入分(雑所得)を合算して、
全体の収入に対する税額を計算したあと、すでに納付済みの税額(源泉徴収票および副業収入の支払調書に記載されている金額)を差引きます。
このとき納付のほうが多ければ税務署から税金が還付されますし、
納付のほうが少なければ追加納付をして頂くことになります。
ただし、確定申告をする場合には、給与+副収入分を申告することになりますから、
翌年の住民税の金額がその副収入にかかる分だけ増加することとなります。
計算結果によりましては、還付を受ける金額よりも翌年の住民税の支払が多くなることがありますので、慎重にご判断ください。
確定申告には、副業収入の支払者よりその支払を証明する支払調書をもらわなければいけませんので、1月の下旬〜2月上旬までにお手元に届かないようでしたら、依頼し入手して頂いたほうがいいと思います。
ちび牛さん
再質問:経費について
2009/12/03 09:16中村先生、迅速で非常に丁寧なご回答を賜り誠にありがとうございます。
年末調整につきましてはわかりました。
確定申告について今一つお訊ねします。
来年度副収入は25万円程度の見込みですが、交通費、印刷代、器材などで大凡5万円程度の経費がかかっています。
ちょうどギリギリというところですが、これは税務署に資料を提出しなくていいのでしょうか。
税務署からの問い合わせに備えて資料を準備しておく程度でいいのでしょうか。
またご教示願います。
ちび牛さん (石川県/36歳/女性)
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