対象:住宅設計・構造
現在間取りを検討している段階の者です。
標準のサッシがアルミサッシ(トステムデュオ)です。
寒さと結露が気になりますので、一部をアルミ樹脂複合サッシ(トステムシンフォニーマイルド)に変更しようと検討しています。
リビングダイニングと寝室を変えようかと考えておりますが、一部のみ複合サッシに変えたとしても断熱の効果はないでしょうか?
本当は全部変えたいのですが、金額が高く、悩んでおります。
ちなみに地域は関西で、建物は木造の在来工法、高断熱高気密ではありません。
リビングに3畳ほどの吹き抜け、床暖房をいれる予定です。
断熱材は床→ポリスチレンフォーム30、壁→グラスウール75、天井→グラスウール100と記載されております。
ご回答よろしくお願いいたします。
ろびんさん ( 兵庫県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
野平 史彦
建築家
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窓廻りの結露を気にするなら、、
ろびん様
ご質問、拝見致しました。
まず、デユオPGはガラスはペアガラスですが、サッシ自体は外側と内側が絶縁されていないので、冬場の冷気はそのままアルミ部分を通って来ますので、内側のアルミ部分で結露を起こします。
シンフォニーは、外側アルミ、内側が樹脂で、その間も絶縁されているので、内側の樹脂部分で結露は起き難くなっています。
即ち、両者の違いはサッシフレームが結露するかしないかの違いで、ガラス部分が結露し難いことでは変わりません。
現仕様の家全体の断熱性能で考えれば、部分的にシンフォニーに換えても、断熱的にはさほど変わらないでしょう。
ただ、窓廻りの結露を気にする部屋については、シンフォニーに換えれば宜しいのではないかと思います。
ご参考まで
ろびんさん
ご回答ありがとうございます
2009/12/01 00:01野平様
お忙しいところご丁寧に回答いただき、ありがとうございます。
部分的に変えても断熱的には変わらないとの事ですが、全ての窓をシンフォニーに変えたとしたら断熱性能は飛躍的に変わるのでしょうか?
現時点での仕様が居室のみデュオPGとなっておりますので、結露うんぬんというよりは家全体の断熱性能をどうすれば良いかと悩んでおります。
ざっくばらんな言葉で恐縮ですが、『冬に底冷えしない家』にしたいのです。そのためにどのような断熱を試みればよいでしょうか?
ぜひご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
ろびんさん (兵庫県/32歳/女性)
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