転職をして、以前と同じような職種を選んだつもりだったのですが、業務内容がまったくことなり、自分の持っているスキルを生かすことができません。上司に相談しても、鬱病の状態を観察している状態だから今与えている仕事をこなせ。といわれ、まったくやる気が起きず休職を考えています。何をいっても鬱病だからと理由をつけられてしまう現状の会社につとめ続ける自信がありません。また転職すべきなのでしょうか。それとも休職をし鬱病治療に専念した方がよいのでしょうか?当方独身女性で一人暮らしをし、自動車所有しているので、月々の固定費もかかり生活の不安もあります。
何かいいアドバイスがありましたら、お願いいたします。
ふぉ〜さん ( 神奈川県 / 女性 / 29歳 )
回答:1件
軽症なら転職も視野に・重症なら先ず休職し治療に専念
転職するか、現在の職場に留まるか、或いはうつ病の治療に専念するかの判断は、うつ病の症状がどのくらい重篤かによって左右されます。
うつ病が極めて軽症である場合には、転職ということも充分視野に入る選択肢です。自分のスキルが活かせないとか、上司の理解が得られないといった職場では、自分の能力や持ち味は発揮できず、無味乾燥な日々を過ごすことになってしまいます。それくらいなら思い切って転職してみるのも、若いうちならば挑戦してみる価値のある行動です。
一方うつ病がかなり重度であり、日常生活に無視できない影響があるような場合には、転職はかなりハードルの高い行為です。というのは転職にはたいへんなパワーが必要であり、心身の状態が不良な時に無理して転職に臨むと、えてして良くない結果に終わることが多いものです。
もちろん現在の職場に留まって活路を見出すという方法も選択肢に入ります。その方向性は充分に検討されましたか?スキルを活かせるかどうかは工夫次第ですし、上司や同僚の協力があれば、出来ないものも出来てしまうことがあるものです。
もしうつ病の症状が軽くなく、また現在の職場でやっていくのが難しいのならば、先ずは休職してうつ病の治療に専念してみてはいかがでしょうか。一定期間休み、ある程度回復してから、職場に留まるか転職するかを改めて考えてみるとよいでしょう。
その場合、休職期間の後半には自分のスキルやキャリア、それに本当にやりたいこと、理想の職場などに関して自由にイメージしてみるとよいでしょう。現在の迷いはそのイメージが不明確であることが原因かもしれません。特に制約をかけずにありありとイメージすることが大切です。
うつ病の治療はどうされているのですか?病院の治療と並行して、日常生活にも注目し改善を心がけましょう。特に食生活と体温管理は重要です。このQ&Aやコラムで頻繁に解説していますので、参考になさってください。
回答専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
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病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
(現在のポイント:-pt)
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