エアコンの格子ガラリについて

siro4678様

インテリアに壁付けのエアコンが無造作に付いているのは、確かに美しいものではなく、私も好きではありません。
しかし、工務店の言う事にも一理あり、格子ガラリを付けてエアコンを隠そうとすると、格子の目が細かい程、吹き出しの抵抗が大きく効率に影響することは否めません。

吸い込み口と吹き出し口にできるだけ抵抗が少ないデザインを考える必要があります。

私の場合、最近はエアコンで冷房する、というやり方はあまりやらなくなったのですが、使う時には、造り付けの吊り戸棚の中に収納し、エアコンを使用する時に、引違い戸の片方を開けて使う様にしたり、兎に角、普段は収納されていても、使用する時にはエアコンに余計な負荷が掛からない様にオープンになる仕掛けをデザインしています。

ご参考まで

こんにちは。
タジェールの中村です。

エアコンのガラリは横にすると
冷気や暖気が、ぶつかってショートサーキットを
起こしてしまうので、格子ガラリは写真の
ように縦であれば 大丈夫です。
隙間も少し大きめの 9mmルーバーに対して隙間が3倍の
27mmなどが標準と考えて下さい。

さらにエアコンの箱周囲は 相応にあけて下さいね。

(株)タジェール 中村 雅子

むき出しのエアコンはなるだけ避けたい気持ちはよく分かります。

格子を付ける場合はかなりピッチを粗くしてエアコンから横、縦とも余裕をもった作りにすればいいと思います。 工務店は後の事を心配して嫌がりますが、説得してください。

格子が粗くても横からや下から見たときに、エアコン本体が見えないだけでも部屋がスッキリすると思います。

横山彰人