土地を購入し、家を新築する予定です。建物の建築は土地購入数ヶ月後になります。土地1500万、建物2500万、自己資金は夫・妻500万ずつで、後は住宅ローンを夫名義で3000万組みます。
土地は共有名義にし、建物は夫一人の名義とする予定です。持分は1500万の土地に対し妻が500万出したとして、夫2/3、妻1/3にする予定です。住宅ローンは実際には土地と建物の2本建てになるそうです。支払いを早く始めたいため、土地で1500万、建物用に1500万を考えてます。全体として、資金の出所と持分の比率は合うと思うのですが、厳密に土地・建物と分けて考えると合いません。今まで住宅ローンは3000万のローンと一つに考えていたんですが、問題が起こるかもと心配です。例えば、(a)土地の妻の持分1/3が夫から妻への、建物の2/5が妻から夫への贈与税の対象になるとか、(b)住宅ローン減税を受ける時、土地のローンは夫の持分のみ(1000万)、建物のローンは1500万しか対象にならない、などが素人頭で考えられます。また他の問題等が生じるのでしょうか。
dojikochanさん ( 東京都 / 女性 / 44歳 )
回答:1件
持分の比率と住宅ローン
土地建物の取得が一体の取引であれば、ご質問のような土地建物の持分としても、実質的に一方に経済的利益が移転せず、贈与税は課税されないと考えます。
住宅ローン控除については、土地部分のローン1500万円のうち、ご主人の持分2/3(土地取得価額1500万円×2/3=1000万円)までが控除の対象になります。
どうしてもご質問のような持分にする特別な事情がなければ、持分の比率を土地建物それぞれで、「ご主人:dojikochanさん=0.875:0.125」とし、ローンが土地建物それぞれの取得価額の持分(土地1500万円×0.875、建物2500万円×0.875)以下、例えば土地1300万円、建物1700万円で、ローン控除の適用要件を満たせば、ローン全額3000万円が控除の対象になるのでは。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
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