対象:住宅設計・構造
回答:2件
そのガレージは囲いますか?
大阪で設計事務所をしています。
車も危険物(ガソリン)を搭載していますので、当然火気には気を配らねばなりません。
厳密な話しをすると、都市圏の殆どの場所(法22条地域以上)は既製のアルミカーポート
も法律に触れます。
しかし、最近は、そのカーポートが屋外と同様な環境にあるのであれば、黙認されている
行政が多い様に思います。今までに特に大きな問題が生じていない為でしょうね。
しかし、壁で囲われていて、明らかに屋内と判断される様な空間でしたら、準不燃材以上の
内装制限を受けます。ですので板張りや木をむき出しにする仕上げは許されません。
柱や梁を木造で組むのは自由ですが、それらを守る為の被覆が必要になりますね。
評価・お礼
誠人さん
福味様、ご回答ありがとうございました。法律の規制も一律ではなく、色々な条件が加味されるんですね。大変勉強になりました。ありがとうございました。
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
宮原 謙治
工務店
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車庫は内装制限を受けます!
誠人さん、今日は!謙さんです。
結論から言いますと、残念ながら木造の自動車車庫は内装制限を受けます。
準不燃材料で内装を仕上る事が求められます。
私も母屋を木造で建築して、二台分の車庫を別棟で建築する計画を現在進めています。
誠人さんは、離れ(別棟で?)で木造の車庫を計画と思いますが、別棟でも同様です。
だた、無垢の木材に不燃薬液を注入し燃えにくく処理した『準不燃木材』も出回っていますので、この材料であれば可能です。
他に方法があるとすれば、用途を自転車車庫などの申請で建築することも出来ますが、判断に迷いますね・・・・・・・・。
評価・お礼
誠人さん
謙さん、ご回答ありがとうございました!なるほど、やはり普通の木造というわけにはいかないのですね。大変参考になりました。もう少し検討してみようと思います。色々なアイデアがあるものですね。ありがとうございました。
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