対象:住宅設計・構造
回答:2件
中村 雅子
建築家
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防水ライン
こんにちは。タジェールの中村です。
弊社では板張りの事例が多くありますが、
考え方としては、
''外壁と開口部の防水ラインをきちんと取る''
板張りの下に防水シートを張る面と
サッシュ開口の4方アングルとの取合いを
防水テープや
ガムロン(ゴム状の屋根などに用いる防水性のある材料)
などで''防水ライン''をきちんとつなげます。
板張り方向は''縦張り''の方が水が溜まり難くbetter
アルミサッシと板張りは 突きつけとせず、
板を乾かす為に5mm程度あけておくなど。。。
シールをしないディテールはありますが
その''下地できちんと防水をしておく''ことが要です。
本田 明
工務店
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大工さんとしては
理論的には上の回答通りです。
しかし、施工的にはそのような部分はシールすることが多いと思います。
それは、防水というよりも、見栄えの問題です。
板張りの場合、板の長手方向の場合はそうでもないのですが、
板の小口が並ぶ所とサッシの取り合いは、
かなりきちんと切り揃えておかないと
少しの凸凹でも、陰影のコントラストから非常に良く目立ちます。
シールすることによって、影がなくなり
そのような小さな凸凹が見た目にわかりにくくなりますので
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