対象:住宅設計・構造
回答:5件
基本的なことと補足的なことを
けめさん
はじめまして、KEIZO ARCHITECT OFFICEの八納(やのう)といいます。
家の向きの質問ありがとうございます。
基本的に、南西向きの家の西面は西日が厳しくなりやすいですね。
というのも夏場は太陽が沈むのが西より北に寄っていて、その日をまともに
受けるからです。
真南向きと東南向きは、上記に較べて弱冠良好でしょう。
ただ、日よけに木を植えるなど、付加的な条件でどのようにでも調整は可能です。
あと、補足的にけめさんのご質問にお答えするとしたら、その敷地から見える
風景、風の向き、敷地の向きなどを考慮するとより立地条件を活かせるでしょう。
どの部屋からどの風景を屋内に取り入れ、どの方向からの風を家に取り込むか?
敷地の方向と家の方位がマッチしているか?などが重要です。
ご質問の雰囲気だと、新しく土地を探せれているのですか?
具体的な質問のをしていただけるとより具体的にお答えできると思いますよ。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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それぞれいいところも有ります
けめさん、はじめまして。
一般論としての家の向きのご質問ですが、そのどれも一長一短があるのでどれがいいということはなかなか判断が難しいところですが、西向きの家は避けましょうというのが多いですね。
確かに夏の西日の暑さは大変なものですが、西向きの家の冬はどうかというと、太陽が沈む向きが南に寄るので一概には言えませんが、西陽の温かさはありがたく感じられますし、昼から日が沈むまで室内に陽が差すというのは室内が明るく感じられて心地よいものです。
というのも、私の住まいが西向なものですので、その感覚を持っています。
建物というのは敷地の特性を生かすことで魅力的なものになり、その特性を引き出しすのが設計者としての腕の見せ所でもありますね。
建物の方角よりも大切なのは周囲の環境でしょうね。
けめさんが土地を求められているとしたら、環境を重視てください。
建物の設計は、良心的な設計者ならば方角に関係なく快適な住宅にしてくれますよ。
回答専門家
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面で考えるならば
はじめまして
日本の気候は季節風に影響されますので、夏は太平洋高気圧からシベリア地方の低気圧へ流れる''南東風''、冬は逆で''北西風''が吹きます。
家の壁面で考えると、南北に長い家より東西に長い家のほうが日射取得が大きいのはご存知の通りです。
今日、打ち合わせ中のお客様の敷地調査でたまたま千葉県内をうろついていましたが、南面に面している好条件の家は少なく、逆に敷地の高低差を上手く利用し光を取り入れているお宅が沢山ありました。
これから敷地を探されてるのでしたら好条件の場所が見つかるかもしれませんが、家の向きにとらわれ過ぎず、ゾーニングから部屋の配置を決めればステキな住まいが出来ますよ(^^)
やすらぎ介護福祉設計 齋藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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志田 茂
建築家
-
南に面していれば、まずは「よし」です。
けめさん、はじめまして
志田建築設計事務所 志田と申します。
日本人の趣向としては、まず「南」に面する事です。
あとは、「東」は朝から陽をあびる という気持ち良さ、「西」は夕焼けを眺める気持ち良さ があります。反面、「東」は夏、朝から暑い、「西」は午後から陽に照らされ蓄熱して夜まで暑い、となります。・・といっても、敷地の状況により、前にある建物で遮られれば、それは変わってきます。
低層の住宅地とビルやマンションが回りにある都心部とでは、「東西南北」の意味や条件も変わります。仮に「南向き」だとしても、前に建物が迫っているのでは、「南」の意味が違ってきてしまいます。場所によって変わってしまう事なので「どっち向き」という事は、まず「南」に面しているなら「よし」としましょう。
その上で、ちゃんと整備されている道路がある、とか、景色がいい(将来もその眺めが確保されるのか)とか、そうゆう「その土地のまわりの環境」条件を考慮してください。特に、その場所に立ってみて、ご自分が「ここは気持ちいい」と感じられるかどうか、、「直観」を大切にしてくださいね。
鈴木 克彦
建築家
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日本の家は、「東西に長く南面」が基本です
けめさんこんにちは。
仰る通り、一概には言えませんが、基本はあります。
それは太陽です。
ご存じの通り、太陽の高度は季節によって変わります。
夏は高く、冬は低い所を通りますね。
実はそれだけではなく、夏は、より北側から登って沈みます。
そこで、住宅には、夏と冬で、面毎の太陽が当たる量(日射量)が変わります。
夏は、太陽が高いので、屋根面に一番日射を受けます。
これはイメージで納得できますよね?
次はどの面?
イメージでは南面でしょうが、実は東面及び西面です。
太陽が南に来た時は高い位置になるので、実は南面には思ったほどあたらなくなります。
また、夏の間は北面にも、朝夕は少し日射があります。
逆に冬は、実は一番日射を受けるのは屋根より南面です。
次いで屋根面、そして東西面となります。
冬は北面は日照がありません。
以上から考えると、太陽をいっぱい取り入れた明るく暖かい家にするには、南面を大きくしたいですよね。
南面を大きくしても、上記より、夏はさほど日射を受けませんので。
(実際には、受けないわけではないので、庇を深くしたり、簾を立てる等の工夫が必要です)
反対に、夏、強い朝日、強烈な西日を弱めるためには、東西面は小さくしたいですね。
この様に考えて行くと、日本の家は、「東西に長く南面」が基本、となります。
ご参考になれば幸いです。
けめさん
家の向きについて
2008/04/07 07:34回答ありがとうございました。
予算がないので、建売を考えています。
ただ、家により方位がまちまちなので、どの向きが家の中に冬場、一番日差しを入れられるかがわかりませんでした。南道路がいいのでしょうが、真南、南東、南西道路と色々ありますし。
あと、少し気に入った物件が調整区域なのですが、何か注意しなければいけないことはありますでしょうか?
けめさん (千葉県/48歳/女性)
けめさん
家の方角について
2008/04/07 07:53回答ありがとうございました。
周囲の環境を重視して探していこうと思います。
けめさん (千葉県/48歳/女性)
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