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アルバイトでも、個人事業を開業しても大丈夫ですか?

法人・ビジネス 独立開業 2008/04/03 23:30

今年40歳、妻と2人暮らしです。現在アルバイトとして働いてます。
2年前からヤフーオークションでの取引で副収入15万程ありました。
今年から本格的に取り組む為に、新しくパソコン(15万程)も購入して個人事業として開業したいと考えています。勤めている会社は副業禁止ではなく、社会保険等も加入しているのですが個人事業を開業をしても大丈夫でしょうか?
パソコンや仕入れ代金、仕入れに必要な交通費は経費でできますか?
中古品を販売しているので、「古物商」の免許が必要でしょうか?
開業してから免許は申請しても大丈夫でしょうか?
仕入れをフリーマーケットや古着屋からしてますが、フリマでは領収書がないので、その日購入した物を一覧にして仕入れ帳に記入してますがそれでいいでしょうか?
宜しくお願いします。

北のクマさん ( 北海道 / 男性 / 39歳 )

回答:1件

小松 和弘 専門家

小松 和弘
経営コンサルタント

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古物商の免許を取得し開業準備を進めましょう

2017/10/03 21:48 詳細リンク

北のクマさん、こんにちは。アルバイトとして働きながら個人事業としてヤフオクでの取引を基に開業することに関するご相談ですね。以下の通りご回答いたします。

1.現在の会社に在籍しながらの個人事業開業について
(1)勤め先の就業規則の確認
・法律上、会社に在籍しながら個人事業主として開業することを禁止する規定はありません。両立することに法律上の問題はありませんが、現在お勤めの企業の就業規則で“副業”に関する規則があれば確認する必要があります。北のクマさんの場合、勤めている会社は副業禁止ではないとのことですから、就業規則上も問題ないことになります。企業によって副業を禁止していなくても、届出を義務付けるケースもあるので、就業規則を今一度確認し、届出等必要な手続きは行なうようにしましょう。
・働き方改革の流れの中で、サラリーマンとしても働きながら複数の所得(収入)を得ている方はたくさんいると思われます。政府も働き方改革を進める中で副業を推進する方向性にあります。しかしながら、副業が本業の競合他社の業務に関わる場合などもありますので、現在お勤めの企業に対してきちんとした対応をとることで、後の無用のトラブルは回避しましょう。

(2)社会保険等の扱い
・副業として個人事業主として開業する場合、北のクマさんは、社会保険制度上「雇用契約を結ぶ仕事」と「雇用契約を結ばない仕事」の両方の仕事をしていることになります。
・「労働保険」「厚生年金保険及び健康保険」は、いずれも「労働者(被用者)」を対象とした「社会保険」なので、「個人事業主」は対象になりません。「個人事業主」は、「労働保険」には加入せず、「国民年金及び国民健康保険」に加入することになります。
・ただし、社会保険は一人一保険なので、労働者かつ個人事業主の人で、「厚生年金保険及び健康保険」に加入している人は、重複して「国民年金及び国民健康保険」に加入することはありません。このため、北のクマさんの場合は、労働者として「労働保険」「厚生年金保険及び健康保険」に加入しているため、個人事業主として、重複して「国民年金及び国民健康保険」に加入することはないということです。

2.必要経費の範囲等について
・個人事業主にとって、何が必要経費として算入できて、何が算入できないかは、利益、税金に係わる重要な事柄です。税金を計算する上では、必要経費の金額が多ければ多いほど税金は安くなります。
・必要経費になるものには以下に限定されます。

【必要経費に算入できるもの】
a.売上原価、収入金額を得るために直接要した費用
b.減価償却費
c.従業員の給与、専従者の供与
d.その年に生じた販売費
e.その年に生じた一般管理費
f.銀行からの融資に関する利息や割引料

・これらの必要経費となるものについてのポイントは、事業遂行上の経費であるということです。事業に無関係の支払いについては、必要経費として処理することはできません。
具体的には、次のような支払いは必要経費に算入できません。

【必要経費に算入することが出来ないもの】
a.自分や家族の生活費、医療費、遊興費
b.自分が趣味で行なっているものに投資した費用
(ゴルフ、スポーツ、魚釣り、料理など)
c.自分の住んでいる住宅に関する地代や家賃
d.所得税、住民税、罰金、加算税、延滞税

・なお住宅兼事務所に住んでいる場合には、その事務所分についてかかった費用を必要経費に算入することができます。
・一般的に(1)事業に使うパソコンは減価償却費として必要経費に算入、(2)仕入れ代金は売上原価として必要経費に算入、(3)仕入れに必要な交通費も、収入金額を得るために要した費用ですから、必要経費に算入することができます。北のクマさんの場合が必要経費となるか、税理士に確認されることをお勧めします。

3. 個人事業開業と「古物商」の免許取得等について
・ヤフオクで商品を出品する場合、古物商の免許が必要な場合と必要でない場合とがあります。個人的に使用するために購入した商品をネットオークションに出品する場合は古物商の免許は不要ですが、販売目的で仕入れた商品をネットオークションに出品する場合は古物商の免許が必要な場合があります。
・例えば、一般に販売されている時計を、利益を得る目的で購入して、継続的に転売を行う場合です。この場合は、商品を購入した目的が「利益を得ること」を目的にしていますので古物商の免許を取得する必要があります。古本やCD、DVDなどであっても利益を得る目的で、購入してヤフオクなどのオークションサイトに継続的に出品する場合も、古物商の免許が必要になります。
・北のクマさんの場合は、個人事業として販売目的でネットオークションでの取引を行なうわけですから、古物商の免許が必要になります。副業であっても、無許可営業でヤフオクなどのネットオークションを営業として行なうことは、法律で禁止されています。開業を急ぐあまり、開業をしてから免許を申請した場合には、免許取得までの期間は無許可営業となってしまい、罰せられる可能性があります。開業は、古物商の免許を取得してから、スタートする必要があります。
・免許の申請後許可が下りるまでに 1、2ヶ月程度かかることもあるようなので、早めに申請されるのが良いと思います。
・なお申請は「個人」または「法人」で可能ですが、北のクマさんの場合は「個人」で大丈夫です。

[参考]古物商許可申請の詳細については、警視庁の下記HPもご参照下さい。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kobutsu/tetsuzuki/kyoka.html

4. 領収書がないフリーマーケットからの仕入れの扱いについて
・フリーマーケットでは領収書を発行しない人がほとんどです。基本的に、仕入れ帳等に記帳する際に領収書を取得して記録することは、帳簿記載の正確性を確保すること、最終的には利益・税金の計算の正確性の根拠となります。しかし、フリーマーケットでは領収書が発行されないため、帳簿記載の正確性を確保するために、メモや記録を残しておくことが望ましいでしょう。
・北のクマさんの場合は、その日購入した物を一覧(リスト)にしているとのことですから、領収書がない場合は、この一覧(リスト)に、いつに、どこで、いくらで購入したかも、分かる内容にして記録しておくことが望ましいと思います。帳簿が正確であることが重要ですので、対外的に説明を求められても、この一覧(リスト)に基づいて、実体を伴った取引であるということを説明できれば良いと思います。

5. 最後に
・新たに事業を始める場合に、特に開業直後は、なかなか思うように収入が得られないといった話を時々耳にします。この点、北のクマさんの場合は、現在お勤めの企業でのお仕事を続けて、副業として個人事業を開業されるとのことですので、とても安心感のある、開業構想だと思います。現在のお仕事での収入を維持しつつ、新しい事業の構想をしっかりと練って、開業に向けての準備を着実に行なってください。

ネットを利用した新規ビジネスは時代の流れでもあります。北のクマさんの想いが伝わるような事業となることを心よりお祈り申し上げます。

個人事業主
就業規則
開業
社会保険
必要経費

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小松 和弘
小松 和弘
(東京都 / 経営コンサルタント)
ホットネット株式会社 代表取締役
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