対象:投資相談
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金の価格が動く理由を考えてみましょう
クーニャン 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
ご指摘の金ですが、確かに、投資商品としては魅力のあるものの一つでしょう。
純金積立のように現物を直接保有する方法と、商品先物として投資する方法があります。金は商品先物としては価格の変動が比較的小さく、入門変としてはよいといわれています。
ただし、その前に金の価格がなぜ動いているのか知っておく必要があるでしょう。
金の値動き(ドル建て)は、ドルとの逆相関が強いことで有名です。
こちらに詳しい説明があります。最近では、米国の金利引き下げからドル安となり、金価格が上昇していたのです。
投資商品としてみる場合には、これまで起こったことに注目するのではなく、これから起こることを予想しなければなりません。これから、さらにドル安が進行すると考えるのであれば上げ相場になるのでしょう。
ただし、この説明はドル建て資産としての金の話ですから、円で投資するときには円ドル為替の影響も受けます。
金融商品を見るとき、過去のよい運用成績のことは半分忘れましょう。大切なのは、これからどうなるかということです。
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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金価格とドル表示、資産としての優位性
クーニャン 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
純金積立を収益が上がるのかの観点からみますと、ドルと円の為替変動、商品の需要と供給のギャップ、ヘッジファンドなどの資金の投下・離脱など変動要因が大きく、リスクが大きな商品と考えます。金は原油と同様ドル価格で取引される商品です。ドル安の場合は基準価格が高くなり、価格上昇が価値の上昇と勘違いが起きますのでご注意下さい。
一方、資産の一部として長期間購入・保有し続けてインフレなどに備えたい方針としては、資産の一部を金で持つことをお勧めします。そのために、クーニャン様の資産を別表の中で捉えることをお勧めします。これは投資というよりもリスクに備える資産と捉える考え方です。
なお、毎月積立は長期間続けると思わぬ金額に積み上がります。また、一定金額で購入しますから金価格が安いときは多く、高いときは少なく購入することで、単位あたりの購入価格が安くつくドルコスト平均の効果が得られます。最初は無理の無い金額でお始め下さい。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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金投資の基本
CFPの小林治行です。
金投資の基本として、次のように捉えて下さい。
1.金はインフレと世界有事に強い。
2.金と株価(日経)とは逆相関の関係がある。
株が下がれば金が上がり、株が上がれば金が下がる。
(1990〜2003までの実績から)
従って、リスクヘッジとして活用できる。
3.現在の金価格は24年ぶりの高値と言われるが、
原油高騰、世界株価の低迷、米国1強から新興国の台頭などを
理由としている。
いつまで上昇を続けるわけではない。
4.純金積立
毎月一定額を金融機関の口座から引き落とし、その月の営業日数で均等割りした
額の金地金を毎月の相場価格で買い付ける商品。ドル・コスト法を活用。
積立期間は1年以上。申し込み単位は3,000円以上。金利はなし。
口座管理料は1,000〜2,000円。
扱いは銀行、証券会社、JA,商社、地金商など。
5.金投資の税金は譲渡所得課税になる。
5年未満は50万円(特別控除)を超えると譲渡所得として総合課税となる。
5年以上は(譲渡所得-50万円)×1/2。
よって株式の10%とは別制度であることを認識しておくこと。
現在価格と為替が乱高下しておりますので、リスク回避の為に一時的に購入にせず、時間の分散により毎月定額で購入すつドル・コスト法を活用することがポイントです。
評価・お礼
クーニャンさん
お忙しい中
回答して頂き有難う御座います
本などもう少し勉強してみて
始めてみます
(現在のポイント:-pt)
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