対象:独立開業
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初めて質問させて頂きます。全く初歩的、不勉強な質問で恐れ入りますがどうぞよろしくお願い致します。
まず、質問者である私は現在派遣社員として3年ほど働いています。派遣である理由の一つが個人事業主としての開業をするための機動力を失いたくないためというものです。妻はかなり以前から(約10年以上)個人で体操教室を運営しています。最近はその収入が月に10万円を少し超えるくらいになってきました。私と妻で共同で起業したいと考えています。私には住宅ローンがあり、更に今後近いうちに住宅の建て替えが始まりそうなので、今の時点で収入の安定しない起業をするのは避けた方がよいのかと思っています。そのため、まず妻を起業主にし、私は関連事業でサポートしながら事業の拡張をはかり、妻の収入が安定してから専業にしようと考えています。妻はこれまでも同じ仕事を続けてきていますが、開業届けを出すにあたり、この15日までに出さなければ、平成20年度の確定申告の青色申告には間に合わないことになるのでしょうか?それなら、今までどおり今年は何も出さず、来年になってから出す方が懸命でしょうか?
ここでの他の方の質問を見せて頂き、青色申告の有利点は理解しているつもりです。がほぼ丸一年の長きに渡り、帳簿などの手間が増えるのに税制上のメリットが受けられないならタイミングを見計らいたいというのが本音です。重ねての質問ですみませんが、個人事業主として青色申告をするにあたり、帳簿についても悩んでいます。現在全く知識がないのですが、手書きではなくパソコン入力で行いたいと考えています。専門家の目からみて使いやすくお勧めのソフトがあれば教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
ottsoさん ( 大阪府 / 男性 / 42歳 )
回答:1件
ご夫婦での起業に向けて頑張ってくださいね。
はじめまして。辻朋子です。
まずは「届出」について…
ottsoさんのお問い合わせの文面から必要な「届出」は2つです。
1つは「開業届」です。
この届出については下記の国税庁のHPに記載されています。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
これは「事業を開始したとき」に提出するものなので、本来であればすでに奥様は提出しているべきものです。すぐに提出することをおすすめします。(提出していないことに対しての罰則はありませんのでご安心くださいね)
二つ目は「青色申告届出」
これは、青色申告の特典を受けるために承認申請をするものです。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
では、ottsoさんの奥様は今年度分(平成20年分)から適用を受けることできません。理由は奥様はすでに事業を開始されているため(新規開業ではない)今年度分から青色申告を適用するための提出期限は3月15日でした。つまり今提出したとしても平成21年分からの適用になります。21年分から適用をご希望であれば来年の3月15日までに提出をすればいいことになりますが私は今提出することをおすすめします。15年の会計事務所勤務の私の経験から、「提出書類は忘れてしまうことがある」ということです。今すぐに出す必要はなく期限はまだ先、というのが一番危ないんです。だから平成21年分から青色申告にしたいのであれば、すぐに提出することをお奨めします。またottsoさんが気にされている「帳簿の手間」についても、仮に今提出したとしても、適用は来年分からですので、今年(20年分)は帳簿は関係ありません。つまり来年21年1月1日から帳簿をつけ始めればいいんです。
最後にお奨めソフトは「弥生会計」です。理由は初心者の方でもわかりやすく簡単に入力ができるように配慮されているからです。
ottsoさんまたいつでもお気軽にご相談くださいね。
応援しています。
評価・お礼
ottsoさん
大変参考に、励みになりました。
ありがとうございます。
このシステムをよく理解しておらず、回答の評価が遅くなりましてすみません。
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