対象:住宅設計・構造
問題1、駐車場と一体化した和風門の施工を検討している者です。そこに停める車がアルファードのような車高が高いもので、どうしても屋根が高くなってしまうということです。和風門の基本は、低く作るものだと聞きますので、やはりあまり高くなるようだったら、さけたほうがよいでしょうか?
問題2、駐車場はもともとあり、そこに新たに門をつくるものですから、軒があまり深く出来ないということです。
門が高い上に、軒が道まで50、60CMくらいしかだせないのでバランス的にどうなのかと思っております。
ちなみに、家自体は道より2m近く上がって建っております。和風門自体は、吹き付けスタイルで、あくまで塀の延長という感じにするつもりです。
lorinserさん ( 大阪府 / 男性 / 38歳 )
回答:1件
鈴木 克彦
建築家
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和風の門の設計のポイント
lorinserさんこんにちは。
適切な写真が無く申し訳ございませんが、和風の門の設計のポイントです。
【1】門扉の寸法
塀と連続性を持たせるとのことですので、参考にして下さい。
塀の高さを(H)、門の開口を(W)とすると、W/Hが1より大きい場合、開放的に、小さい場合は閉鎖的になります。
あまり大きくない土地であれば、ちょうど1の時は、バランスよく見えますね。
【2】塀の高さ
塀は既にあるのかどうか不明ですが、新たに造る場合は、建物の一階の軒高つまり樋までの高さ、の半分が塀の高さとしてバランスよく見えます。
軒高が3mなら、1.5mですね。
(道より敷地が高いのと、建物が一階に軒があるか不明なので参考程度ですが)
【3】アプローチの階段
段差があるようですが、もし可能なら、踏み面(載る部分)の奥行きは30cm、蹴込み(階段一段の高さ)が15cmくらいにすると、非常に落ち着いた雰囲気になります。
なかなかこれだけのゆったりしたアプローチを取れるだけの敷地は難しいかも知れませんが。
参考になれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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