対象:住宅設計・構造
初めまして
マンションの購入に際して非常に困ったことが起きております。専門家の方のアドバイスをご教授いただきたく、登録させていただきました。
以下に経緯、ご相談させていただきたい点について記載します。
■経緯
・昨年に高層マンションの購入をし、来年に入居予定(現在、建築中)となっています。
・購入時にいろいろな角度から検討し、マンションの19階北側を購入しました。
⇒当初は17階を検討しておりましたがマンション販売 業者より北側の60m先に別なマンションが17階建 で建築予定があること聞いて、眺望を考慮して19階 へ変更し契約しました。
■困っている事
・先週に業者より、北側に建築されるマンションが33階建てになることが決まりそうで”その資料を送る”との連絡がありました。
⇒資料の詳細はまだ見れていませんがWebの情報等を見てみるとほぼ北側いっぱいに建ち眺望、景観が損なわれることは間違いないと判断しています。
高層マンションの眺望を重要視し、高額になる高い階数をわざわざ選択し、契約したのですが全く意味のないものになってしまいました。
損なわれた眺望に今の契約金額を払ってまでそのまま住むのか、手付金を捨ててまで別のマンションを選択するか非常に困っています。
■契約条件
・契約時の重要事項記載事項に周辺環境等の容認事項という記載があります。
⇒契約上は周辺部分に変化があることを了承との文言が入っているのでそれには関しては仕方がないと思っています。
■確認事項
上記契約上は仕方ないとしても購入時に業者より17階建てと言われて階数を変更したにも関わらず全く無意味な変更になってしまったことにどうしても納得できません。業者側へなんらかの要望、解約を求めることは出来ないのでしょうか?
ロバロバさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
回答:3件
私ならば
ロバロバさん、はじめまして。
希望を持って購入したマンションの問題で悩ましいことと思いますが、質問ないようは建築設計のカテゴリーでは無いように思います。契約上の問題になるようですので、弁護士のほうが詳しく正確にお答えできるのではないかと思いますので、ここでは私ならばどうするかというスタンスで書かせていただくということをご了解ください。
販売業者の発言内容と違いが有ったということの問題ですが、当初の発言内容を記録しているということはありえないことですので言った言わないの水掛け論になることは目に見えていますし、当初はそのマンションは販売業者が言っていた規模だったのが変わってしまったということも考えられます。その場合は、販売業者が虚偽の内容を伝えたということにはならないと思います。
せっかく夢を持って、なおかつ販売業者の意見を聞いて購入を決めたにも関わらず、業者の言ったことと違うスケールのマンションが建つ事で当初の眺望が損なわれ、それを仕方の無いことと諦めてしまうかどうかということになると思いますが、私ならば前提条件が違ってしまった以上、解約します。
何年も納得のいかない思いを持つことのほうが、生活するうえでマイナスでしょう。
手付金は返金されるのかどうかということや解約の手続きがどうなっているのかは契約書に書かれている内容を精査する必要があるでしょうが、販売業者へのペナルティの要求は難しいのではないでしょうか。この辺は弁護士にたずねてください。
参考になりましたでしょうか。
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記事制作に関するご相談
高層マンション
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
せっかく色々検討した物件だと思いますが、悩ましい問題に直面されたことの心情お察し
致します。
さて、このマンションの購入を決められた最大の要因は何なのかによって、今後の対応も
異なってくる気がします。
購入要因には、駅近とか住んでみたい街・環境、高層階の眺望、通勤通学の利便性など様々な
理由があるかと思います。
ここで、「眺望」を最大の購入要因とするならば、居住後はご自身の意に反する状況となって
しまうので解約という選択肢になってしまうのかもしれません。
逆にこの物件に対して、ローンの支払や長年にわたる生活を引き換えするだけの価値があれば
このままでもいいでしょう。
もし、そうした価値が見出せないのであれば、手付金を放棄してもメリットはあると思います。
では、こうした状況下で業者側のペナルティはどうか?ということですが、重要事項説明書に
容認事項が記載されていると、買主はそれを了解したということになります。
業者側の心情は「わかって契約しているのに今さら…」という感じになりますし、落ち度は
ないように詰めていると思われます。
ただ、重要事項説明の時点で、役所等に33階建の計画が出されていれば、業者は事前に知って
いた訳ですから伝えるべき内容でしょう。
そこで、隣接するマンションの計画がいつ頃役所に出されたのか、またその時どういう規模で
階数などはどの程度かは調べらて、それで業者の方と打合せをされてはいかがかと思います。
ちなみに、高層マンションには将来の修繕や建替、また災害時にはどう向き合うのか疑問視する
声もありますので、長く住むことを踏まえて検討することをお勧めします。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しいご説明が必要でしたらお気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
回答専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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くやしいですね〜
ロバロバさん
はじめまして、KEIZO ARCHITECT OFFICEの八納(やのう)といいます。
文面を拝見しましたが、くやしいですね〜。ロバロバさんの気持ち伝わってきます。
ただ、他の専門家の方が言っているように、手付金が戻ってくる可能性は少ないでしょう。
余計くやしいかもしれません。
・・、となると、ロバロバさんの気持ちが最終的にどこに落ち着くか?
が大きなポイントになると思います。
方向性としては、
●眺望を我慢した気持ちのまま、そのマンションに住む
●眺望に対して気持ちがクリアーになり、それ以外の魅力をそのマンションに
感じることが出来るなら、その気持ちに切り替えてそのマンションに住む
●我慢している気持ちが今後も消えそうに無いので、手付金を放棄してでも
解約する。解約後はその怒りのエネルギーを新しい住まいに向けての
エネルギーに変える。
の大きく3つの流れが思い浮かびます。
どの選択肢もあると思いますので、じっくり感じてみてください。
気持ちの整理の参考になりましたら。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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