対象:住宅設計・構造
高層マンション
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
せっかく色々検討した物件だと思いますが、悩ましい問題に直面されたことの心情お察し
致します。
さて、このマンションの購入を決められた最大の要因は何なのかによって、今後の対応も
異なってくる気がします。
購入要因には、駅近とか住んでみたい街・環境、高層階の眺望、通勤通学の利便性など様々な
理由があるかと思います。
ここで、「眺望」を最大の購入要因とするならば、居住後はご自身の意に反する状況となって
しまうので解約という選択肢になってしまうのかもしれません。
逆にこの物件に対して、ローンの支払や長年にわたる生活を引き換えするだけの価値があれば
このままでもいいでしょう。
もし、そうした価値が見出せないのであれば、手付金を放棄してもメリットはあると思います。
では、こうした状況下で業者側のペナルティはどうか?ということですが、重要事項説明書に
容認事項が記載されていると、買主はそれを了解したということになります。
業者側の心情は「わかって契約しているのに今さら…」という感じになりますし、落ち度は
ないように詰めていると思われます。
ただ、重要事項説明の時点で、役所等に33階建の計画が出されていれば、業者は事前に知って
いた訳ですから伝えるべき内容でしょう。
そこで、隣接するマンションの計画がいつ頃役所に出されたのか、またその時どういう規模で
階数などはどの程度かは調べらて、それで業者の方と打合せをされてはいかがかと思います。
ちなみに、高層マンションには将来の修繕や建替、また災害時にはどう向き合うのか疑問視する
声もありますので、長く住むことを踏まえて検討することをお勧めします。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しいご説明が必要でしたらお気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートします
生涯に一度とも言える住宅建築や不動産購入の場では「失敗したらどうしよう」と不安に思う方が多いものです。お客様が「夢」を安心して実現できるよう、業界での30年以上の経験を活かし、「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A