対象:住宅設計・構造
回答:4件
段差を活用する!
車椅子の座面高さは約40センチ
玄関や浴槽の段差をこの40センチに合わせると車椅子からの水平移動が容易になります。
段差がなく全てフラットの床が良いとは限りません!
動線計画の中で、最適な方法を考えた方が良いでしょう!
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バリアフリーを狭義的にとらえないで
高齢者にとっては腰の高さの移動が最もこたえるそうです。「床をフラットにする事」イコール「バリアフリー」ではありません。どちらかといえば、腰の高さの移動がなるべく少なくなるように計画するのがポイントです。
「バリアフリー」イコール「段差のない事」、といった狭義的な捉え方から脱する。人間はだれでも加齢とともに運動機能や感覚機能が衰えます。それをなるべくゆっくり進むようにしてあげることが大事です。
設備にもバリアフリーはあります。例えば、照明の照度や位置。階段で、自分の影を踏みながら登り降りするような照明配置はお勧めできませんし、温熱環境としても、各部屋で急激な室温の差が生まれないように配慮する事もバリアフリーの一つです。
まずプランから見て障壁をなくし、それで捕らえきれないところを細部計画や設備で対応させていく。手摺バンバンの家にして、逆に高齢者に疎外感を与えてしまうのも問題です。心理的なバリアフリーも忘れずに。。。
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視点を変えて
住宅内のバリアフリー化については、導入時のポイントを場所別にコラムで書かせていただいてますので是非ご覧ください。
建替えられるということで、押さえて頂きたい事項は
1.屋外への出やすさ
2.非常時の安全の確保
3.ご病気になったり、症状が悪化されたときの対応
です。
1については、いくら屋内の住み心地がよくても、外出されるのに一苦労な屋外アプローチでは、家に篭りがちになってしまいます。
2は地震・火事などの災害時、タンスなどで事故に遭われたり避難ルートがなくならないよう動線を検討する必要があります。
3については、ご両親がお元気なうちは2階へ上がったりできますが、症状が重い病気に万が一なられた場合、生活動線が全く変わってしまわないようにする配慮が必要です。
外部のヘルパーさんや訪問介護にも対応できるような工夫をされると、住宅の不具合で施設に行かなければならない状況を回避できます。
お年寄りの方は自分の為に建替えるとなると、遠慮したりする傾向がありますので、ご家族全員が明るく暮らせるような設計打ち合わせを心がけていただきたいと思います。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
バリアフリー住宅をたてるポイントは?の回答
バリアフリー住宅というのはバリアフリー設備のある家ではありません。高齢者、障害者、身障者が心安らかに暮らせる家です。もちろん症状に合った手摺等の設備を浴室、便所、玄関、廊下につけることは必要ですが、重要なことは、その方が自立的に心安らかに暮らせる家にすることです。寝室から食事、便所、浴室への動線。窓の高さを低くして車椅子の人が快適な見晴らしが得られるとかがあります。基本は動線の処理だと思います。
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