はじめまして。
昨年7月に結婚し、9月末に退職いたしました。
結婚退職後の確定申告についてご教授いただけないでしょうか。
・源泉徴収票の支払金額欄は200万程
・会社に社会保険はなく、国民健康保険料を自身で支払っておりました
・年金は年払い一括で支払っておりました(2016年度分)
・私名義の生命保険を、私の口座より支払っておりました
・結婚のタイミングで県を跨ぎ、主人の住まい(23区内)へ引っ越しを行いました
・夫は自営業であり、国民健康保険・国民年金に加入しております
・結婚後の国民健康保険料は夫が私の分と合わせて支払っております
上記の状況ですが、以下についてお伺いさせてください。
1)確定申告は必要でしょうか?
(漠然とした質問ですみません、所得税の還付を期待しております)
もし必要である場合、書類などは特に申請はなくとも区が送付してくださるのでしょうか?
2)結婚前に支払った国民健康保険料は、
主人の確定申告にて控除の対象とすることはできるでしょうか?
3)結婚前に支払った年金は、
主人の確定申告にて控除の対象とすることはできるでしょうか?
4)結婚前に支払った医療費は、
主人の確定申告にて控除の対象とすることはできるでしょうか?
5)結婚前に支払った生命保険費は、
主人の確定申告にて控除の対象とすることはできるでしょうか?
ご教授のほどよろしくお願いいたします。
himeringo.netさん ( 東京都 / 女性 / 33歳 )
回答:1件
柴田 博壽
税理士
28
確定申告書の入手方法はいくつかあります。
himeringo.netさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
お尋ねの番号に沿いお答えします。
(1)確定申告は必要です。とは言いましても国民年金の支払いがあったということですし、所得税が還付となると思われます。
なお、確定申告書は、自分で入手する必要があります。いくつかの入手方法をご案内します。(申告書はA,Bのタイプがありますが、給与所得者は、通常Aのタイプです。)
イ)税務署で入手
〇税務署を直接訪問して、相談をしながら申告書を作成して提出する方法(1月4日から開始しています。)
〇税務署(管轄以外もOK)連絡して郵送してもらう方法。
ロ)インターネット環境を活用して入手
〇国税庁HPから申告書様式をダウンロードする方法
アドレスは以下の通り。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/pdf/h28/01.pdf
申告書の記載例
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kisairei2016/pdf/shinkoku_a.pdf
確定申告書の手引き
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2014/pdf/01.pdf
〇国税庁HPの申告書作成コーナーを活用
※1)インターネット入力後、e-tax(イータックス=電子送信)により提出
確定申告書作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h28/ta_top.htm#bsctrl
※2)インターネット入力後、印刷して紙ベースで提出する方法
等によって確定申告書を入手、作成します。
(2)~(4)婚姻前の支払い分は、ご主人の控除対象とはなりません。
婚姻後の支払いは、原則としてご主人の控除対象として認められますが、himeringo.netさん名義の預金口座からの自動振替を利用しているものはご主人の控除対象とはなりませんのでhimeringo.netさんが控除することになります。
(5)さて、生命保険料については、婚姻前、婚姻後を問わず、himeringo.netさんが契約者となり、支払をしているものは他人が控除対象とすることはできませんのでご留意ください。
ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
himeringo.netさん
2017/01/11 18:04柴田博壽さん
的確でわかりやすいご回答をいただき、誠にありがとうございました。
生命保険については契約者を主人に変更する必要がありそうですね。
助かりました。
柴田 博壽
2017/01/11 20:41himeringo.netさん 税理士の柴田です。
高評価を頂き、大変光栄です。
お役に立てたのであれば、嬉しいですね。
お気軽にお立ち寄りください。
(現在のポイント:-pt)
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