対象:しつけ・身だしなみ
デパートなどで「ブラックフォーマル」として売られているものは、どんなブランドのものでもたいがい野暮ったくて、または似合わなくて、とても着る気になれません。
それで、似た素材で、それなりにきちんとしたブランドのフォーマルっぽい感じの、普通の形のテーラードスーツをずっと着てきました。
これってやっぱりマナー違反なのでしょうか?
どうして普通のテーラードはブラックフォーマルとして売っていないのでしょうか?
普通のテーラードはやはりそのような場では不適切なのでしょうか?
hanakogonkoさん ( 大阪府 / 女性 / 42歳 )
回答:1件
岡田実子
イメージコンサルタント
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喪服選びについて
喪服としてのブラックフォーマルは3種類の格式に分類されます。
■正喪服
喪主・近親者の方が告別式などで着用する最も格式ある装いです。
女性の親族は着物か身体のラインがでないシンプルなデザインの
ワンピース、アンサンブルが主流です。
■準喪服
最も一般的な喪服です。
一般的な告別式、通夜、一周忌までの法要などで着用します。
ワンピース、スーツ、アンサンブルなどのアイテムで
袖は5分~長袖、スカートは膝丈~ふくらはぎ丈。
基本的に、黒無地で、光沢や透け感のないもの。
正喪服に比べてフリル、リボン等、流行のデザインを
取り入れてもokです。
こちらにおっしゃっているシンプルなスーツも入ります。
素材に光沢や柄のないものを選ばれたら
ブラックフォーマル売り場にあるスーツでなくても大丈夫です。
ただ、喪主や親族など故人に改まった立場にある人は
準喪服ではなく、正喪服を選ばれるのが
正式なものになります。
■略喪服
急な通夜や弔問、三回忌以降の法事で着用します。
ワンピース、スーツ、アンサンブルに加えて
同素材・単品同士のコーディネートやパンツスタイルも可。
色は黒以外にグレーや紺など暗い色のシンプルな服も許されます。
ただノースリーブなど肌の露出の多いもはNGです。
このように喪服には
立場や状況に応じて格式に違いがあります。
それにあわせた喪服を選ぶようにしましょう。
イメージコンサルティングサロン
HAPPY SPIRAL代表
岡田実子
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