対象:心と体の不調
昨年まで喉に異物感を感じていたのですが今年に入って下をずっと見て絵を描いていたら
症状が後鼻漏に切り替わってしまいました。(異物感は最近はありません)
耳鼻科などで検査してもらっても異常はなくネットで調べたら自律神経失調症と出てきました。
その後は、お腹が張るような息苦しさや胸が苦しい息苦しさも出てきています。内科で診てもらっても異常はなく、背骨の歪みが原因かと思いレントゲンをお願いしたのですが内科に行けと追い返されてしまいました。
息苦しさで夜寝れない事も多く困っています。
また最近では暑い日じゃなくても体がほてって足先だけ冷たかったり(体温を測ると平熱以下)
胸焼けのような吐き気も出るようになりました。
また、今は生理中なのですが、生理数日前辺りからほてりと吐き気の症状が急に出てきました。
ホルモンバランスの乱れで吐き気が出たりする事ってあるのでしょうか?それともこれも自律神経失調症の症状なのでしょうか。
どれも日によって症状の重さが違います。
みみぱんさん ( 埼玉県 / 女性 / 29歳 )
回答:1件
足立 美穂
鍼灸師
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自律神経失調症を東洋医学で読み解く
回答致します。
鍼灸治療院東洋の森院長足立と申します。
拝見いたしましたが、質問者様のお体はなかなか難しい状態になられています。
現在の辛い症状は病院では不定愁訴(検査では異常が見当たらないが不調)のカテゴリーに
分類され、多くは心療内科を勧められる事が多いようです。
東洋医学では、体の様々なサインは病気の一歩手前のだと捉えて病になる前に治療する事(未病を治す)を得意とします。
例えば、
自律神経失調症やホルモンバランスの異常で片付けられてしまう以下の症状にも東洋医学的には様々な臓腑の変調が隠れています。
息が浅くなったり、呼吸がし難いのは『気滞』と言います。ストレスで胸周りの流れが悪くなり呼吸を浅くしたり喘息を引き起こします。喉の異物感も気滞の延長です。
熱が無いのに手足が熱いのは、体の治癒力が減少している為に体が仮の熱(虚熱)を出して奮起しているサインですから滋養してあげなければなりません。
このまま進むと微熱に繋がると推察されます。
お体を全体的に観て先づは五臓六腑の中心である『胃』を整えましょう。
お臍周りを温灸(千年灸ではないです)で5分程温めてみてください。
すると少し呼吸が楽になってきます。
これを毎日続けて頂いたら、喉の異物感も少しづつましになってくると思います。
ただ、これから熱い夏になりますので体力の消耗が今以上に進みます。
本格的な暑さの前に体力を少しでも回復させてください。お腹を冷やしたり冷飲は厳禁です。
鍼灸治療院東洋の森公式ホームページ
http://to-you-no-mori.com
(現在のポイント:-pt)
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