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対象:住宅設計・構造

屋根断熱の通気層と断熱材について教えてください!

住宅・不動産 住宅設計・構造 2014/11/04 10:00

外断熱の木造建築(竣工から3年)なのですが、断熱性能がとても低いように感じており、色々調べてみたところ、屋根の構造について疑問が沸いてきました。工務店に質問したところ、「この建物は外断熱で、天井ではなく屋根に断熱がしてある。屋根と天井の間は換気なし。屋根の通気層なし。屋根の垂木部分に発砲ウレタンが吹き付けてある。」とのことでした。設計図を見てみると、

【屋根】
カラーガルバリウム鋼板 ア0.4 立平葺き(雪止め金具3段)
アスファルトルーフィング 22kg
乾燥杉板 ア12
屋根垂木 45×60

【断熱仕様】
外気接する屋根:耐水合板 ア12の上現場発砲ウレタン ア30

となっております。疑問なのは、屋根に通気層がなくても問題ないのかということと、屋根断熱の現場発砲ウレタンが3センチで大丈夫なのかということです。屋根の形状は片流れで、雨樋の付いている面以外は、立ち上がり壁になっており、壁の通気層の空気は立ち上がり壁の笠木部分から出るようになっているとのことです。断熱は、その地域の気候などによっても違ってくるかもしれませんが、現場発砲ウレタン3センチは薄過ぎるということはありませんでしょうか?また、屋根に通気層がないとのことで、屋根部分の結露が心配です。ちなみに、こちらは、夏はとても暑く、冬は湿った雪がよく降り、年間を通して降雨量が多く、湿度の高い地域(北陸)です。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

補足

2014/11/04 10:00

屋根に通気層がなくても結露が発生しないような施工法になっている可能性はございますでしょうか?また、工務店の方の話では、「屋根の垂木部分に発砲ウレタンが吹き付けてある。」とのことですが、設計図にある断熱仕様には、「耐水合板 ア12の上現場発砲ウレタン ア30」となっております。これは、垂木の下(部屋側)に耐水合板を張り、発砲ウレタンを吹き付けるということでしょうか?それとも、垂木の上(屋根側/乾燥杉板の下)に耐水合板を張り、発砲ウレタンを吹き付けるということでしょうか?
大変お手数ですが、お詳しい方、ご教示頂けませんでしょうか?よろしくお願い申し上げます。

shiroikonekoさん ( 石川県 / 女性 / 39歳 )

回答:2件

深澤 熙之

深澤 熙之
建築プロデューサー

4 good

湿気対策と断熱性能は相反するところにあります。

2014/11/10 01:55 詳細リンク

始めまして、湿気対策と外断熱通気工法の専門です。

お聞きしたい部分もあり、わからない部分がありますが、文面からとれる推測の域でお答えをします。
まず、屋根の施工手順及び金属屋根の設置の状態が良くないので、将来、屋根裏と野地板の間が隙間がないとすれば、結露となった水分が野地板の腐食につながるのではという部分で心配になられているでは・・・と推察させて頂きながらお答えするのですが、文面から見ると金属板の下に野地板があり、おそらく、金属板と野地板の間に防水シートを施してあると思いますが、結露が出てもおかしくない、屋根の構造体です。
また、屋根の垂木部分に発砲ウレタンという吹きつけてあるという事ですが、このような断熱方法は外断熱工法とは言いません。

屋根裏の断熱工事は壁に投入する内断熱工法と全く同じで、本来なる外断熱とは違いますので、断熱性能はそれほどないかと存じます。

また、垂木と垂木の間の発砲ウレタンの断熱方法は断熱性能をそれほど、見込めない割には気密性を高めてしまっている事と同じですので、屋根裏の熱気はこもりやすくなります。
天井の上よりは、ましかなという程度です。

また、断熱性能を上げるには金属屋根の裏面に通気層を設けながら、(野地板部分より上側(外部側)断熱材を設置するという方法をとって、野地板と屋根裏の温度変化に差がないようにしないと野地板部分に結露が発生した水分が野地板を腐食させてしまいますので、通気を考えた工夫で断熱材を設置しないといけません。

私も北陸富山出身ですので、北陸の気候はよくわかります、夏はジメジメ、冬は水分を多く含んだドカ雪で、晴れた日は本当に寒いです、逆に雪が降っているか曇りのほうが少し、暖かいという感じで年間通して曇っている日が多い地域ですようね。

ですので雪が屋根に積もった際の屋根のスガ漏れが心配なところです。
軒先が凍ってしまい、雪解けの水分が雨漏りがしているように野地板に浸み込んだ水分が家の中に浸入していきますので、そういった対策の事も考えると屋根材の構造がどのようになっているのかその部分が気になります。

屋根は勾配があればあるほど良い、また、屋根材の裏面は外から浸入した雨水と住宅内部の結露の水分の通り道になっておりますので、中に入った水分の水はけを良くするような工夫をしないといけません。
防水シートをしたからといって安心してはいけません、防水シートや耐水合板は完璧ではありませんから・・・。

それと壁面の通気も心配です。その部分も現在どうなっているのか?調査をしないとはっきりした事はわかりませんが、湿気対策と雨仕舞いがどうなっているのか?心配になります。

細かく言えば、まだまだ、あるのですが、現在の屋根の断熱性能と湿気対策である結露の問題について、大まかに回答をさせて頂きました。

補足

追加補足に対する回答

厳密に言えば、屋根材と杉板の間に水蒸気を通す(湿気を通す)断熱材を設置する事が最善な方法です。
理由、金属性屋根材の裏側は結露が出やすい部分ですので、そこに杉板があれば、杉板が腐食する可能性がございます。
ですので、現在の屋根材の裏側に湿気空気の流れる層の空間があれば良いのですが、現在施工してある屋根材の断面はどのような構造になっているかがポイントです。

湿気対策
外断熱
屋根
雨漏り

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中舎 重之

中舎 重之
建築家

1 good

屋根の断熱と通気層の仕様

2014/11/07 19:04 詳細リンク

文面での状況では、断熱とか通気層とかの概念からは、掛け離れている様に見えます。
屋根の形状が片流れで、三方が立ち上がり壁では、吸気は出来ても排気が出来ないと思います。

断熱材の厚さも石川県の地域では、90mm(省エネ3級)は要求しても良いと思います。
通気層は最低30mmを確保します。
厚さ90mm断熱材の上に設けるボードと、仕上げ材を受ける野地板の間に明確に造ります。

現況の建物は、断熱設計の概念から、逸脱している様です。

以上です。 2014.11.7 中舎重之

通気層
石川県
断熱
屋根

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