対象:転職・就職
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今回ご相談したいのは、私の就職活動の進路についてです。
大学卒業後一年間公務員試験のため勉強をしていましたが、私情で今年の四月から就職活動を始めました。主に転職サイト様を使っています。
既卒ではあるのですが、有難いことに書類選考は通ることがあり、今まで少なくとも四十社近くの企業様に面接して頂いたのですが、一次面接を通ったことがありません。
一度キャリアコンサルタントの方と話す機会がありまして、そのとき私と話した印象で「悪い印象はないが、良い印象もない」といわれ、また、一度エージェントの方を通して面接のフィードバックを頂いた際は「志望動機が薄い」、そしてもう一点自分の利点だと思い話した点が反対に悪い点と面接官に思われて不合格となってしまっていました。
他にも幾度か、面接中「本当にうちの会社に入りたいと思っているのか。ただ仕事に就きたいだけじゃないのか」「そんな姿勢で就職活動をしていたら同じく就職活動をしている人たちに対して失礼だ」と叱責を頂いたこともあります。
これらのことから自身が本当にしたい仕事を探すことが必要だと考え、キャリアカウンセラーの方とお話したのですが、その中で、自分が本当にしたい仕事が、例えるなら「外資系」や「マスコミ」のような、周囲から「現実見ようよ」といわれるようなものだと気付き愕然としてしまいました。
また、ハローワークに足を運んだ際、「志望は置いておいて、とりあえず就職しなさい」というように指導されてらっしゃるのを拝見し、これらの相談する場所によってのズレ、自身の志望と現実のズレ、そして家族からのプレッシャーも私自身のストレスもあり、一体どう就職活動を進めていけばよいのかわからなくなってしまいました。
親ときちんと話して、2015年の就職として新卒者と一緒に就職活動をした方が希望はあるでしょうか。
それともこのまま既卒者として、私の志望に沿って、ハローワークなどで面接対策をしながら今まで通りに就職活動をすればよいのでしょうか。
私の志望なんておいておいて、とりあえず就職を急ぐべきでしょうか。
アドバイスを頂ければと思います。宜しくお願い致します。
horkdyさん ( 兵庫県 / 女性 / 24歳 )
回答:1件
西田 正晴
転職コンサルタント
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一方的にご自分の志望することだけを面接で話していませんか?
人材紹介会社のコンサルタントです。
書類審査を通過して、1次面接に40社近く進むことができたということは応募資料で見るかぎり先に進めたいと思わせる人材としての魅力を持っているということだと思います。ほとんどの人材の方はそのように順調に1次面接にすすむことはありません。
普通は1次面接に進むことができれば、何社かは内定が出るものです。40社近くの企業から1次面接ですべて不合格になってしまうということは貴方自身の面接における態度に問題があると判断します。
1)面接する企業について、事前にどのような企業でなぜその企業に入社したいかの回答の準備をしたことがありますか?企業が聞きたいのはなぜ自社を選び応募したかです。
2)何をしたいかだけを考えて面接に臨んだのではありませんか?もしそうであれば、ご希望のことを職務として与えなければすぐに退社してしまうと企業は判断します。優秀であると思えば、なおさらすぐに転職してしまうことを恐れます。
3)どのような企業でどのような人材を採用しようとしているかを考えたことがありますか?ご自分が企業の希望にマッチングしているかを考えましょう。
4)ご自身がどんなことでその企業に貢献できるかを考えたことがありますか?企業は貴方の貢献に対して給与を支払うわけですから、至極当然のことです。
5)貴方は自分の希望と企業の経営方針と一致する企業を選んでいますか?企業は社員の希望をかなえるために存在しているわけではありません。自社の経営方針と社員の希望とは一致したときにその人材を採用したいと考えます。
以上のようなことを考え、それを面接で表現できれば内定を得ることは可能だと私は思います。貴方は企業の求めていることに反することを面接で述べているを私は考えます。その結果、ヒューマンスキルやコミュニケーション能力に問題があると判断されたのでしょう。
貴方の希望をあきらめなさいと言っているわけではありません。企業の希望も少しは考慮すべきだと言っているのです。応募時点でははっきりしなくとも、両者の希望が重なるところで内定を受諾されたらいかがでしょうか?世の中は白か黒だけでなく、グレーがありその中でも濃淡があります。あくまでも私の推察が間違いであればよいのですが、よく熟慮いただき今後の糧にしていただければ幸いです。
評価・お礼
horkdyさん
2014/09/16 23:08>西田様
こんなにも早く丁寧なアドバイスが頂けるとは思っておりませんでした。大変身に染みます。誠に有難うございました。
「企業が求めている人材と自身の性質が合致するのか調べてから応募すべき」、そして「何がしたいか」だけでなく「自身が何ができるのか、そしてそれが(私を採用すれば)企業にとってどう利益になり得るかを企業にアピールせねばならない」ということをおっしゃってらっしゃるのですよね。
特に後者は例えば、とても大雑把ですが「リーダーとしての仕事がしたい」というだけでなく、「私は○○として御社で力を発揮できると思います。具体的には、ゼミの幹事をやっていた際に~」というように。
実務経験がなく、持っているスキルも例えるなら「英検2級は持ってるけど世間では準1級以上の人間がごろごろいる」というようなものでオンリーワンでもナンバーワンでもなく、一応捻り出した自分の長所と志望動機や募集されている職種のポジションとを絡めて話をしているつもりなのですが、それでも振り返ってみると「○○な仕事ができるから御社を志望しました」ということが多かったかもしれません。最近は先述した「オンリーワンナンバーワン」に縛られず自分が応募した企業で何ができるのかを分析して話しているつもりだったのですが、それでも不十分だったかもしれません。
また、経営方針を参照することについては、盲点でした。
大変参考になりました。有難うございます。西田様のお言葉と自身の志望を何度も照らし合わせて、応募する企業や面接での話を熟考したいと思います。
西田 正晴
2014/09/17 05:42評価ありがとうございます。
評価の中から感じたことをひとこと付け加えさせていただきます。第二新卒として、企業があくまでも今後育ていく人材の素材として評価しようとしているところに自分は即戦力として仕事ができると言ってしまっているのではありませんか?貴社で自分を磨いて早く即戦力として仕事がしたいという謙虚さの表現も必要だと感じました。就活頑張ってください。
ご希望されるレベルの第二新卒向け案件があるかどうかはわかりませんが、よろしかったら、直接ご連絡ください。
(現在のポイント:-pt)
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