外壁の色

いちさん さんこんにちは、
外壁の色で迷われていて、近隣との調和を重視している点はご立派です。
街全体が一軒一軒の家の集まりですものね。
そこで、候補に上げた色はいちさん さんが好きな色なので候補に上げ
たのでしょうか？それとも他の理由からでしょうか？
洋服などの色選びなどもそうですが自分が好きな色を選んで羽織って見
ると合わないなどと言う経験は御座いませんか？
建物も同じで家や街全体の雰囲気が係わってきます。屋根が和瓦の色だ
とすると壁のダークグリーンは色の組み合わせでは合わない色になって
しまいますね。スケッチブックなどに色を塗ってご覧になると良く判る
と思います。街との調和は此処では判りませんので申し上げる事は出来
ませんが、ダークグリーンの外壁色はイギリスなどでは良く見られる色
でブリティッシュグリーンと言われる様にイギリスの人はこの色を好む
程の伝統色ですが日本の伝統色で言えば和瓦の銀鼠色と漆喰の白という
無彩色の組み合わせです。今回のリフォームでご自分の家の雰囲気をど
のようなスタイルにされたいのか見つめ直すと、自然と色が決まってき
ますので心掛けてみては如何ですか。

いちさん様
こんにちは。けんデザインの中谷と申します。
リフォーム中との事で、楽しんでいらっしゃいますか？
さて、外壁の色についてですが、確かに「ダークグリーン」という色はあまり見かけ無いですね。
これは私の考えるところでは、色見本帳で示した色と実際の色との差が原因の一つではないか？と思います。
まずは色見本帳と同じ色サンプルを提示して頂くことをお勧めします。（これを頂かないと、イメージとかけ離れてしまうこともあります。）
また、実際の色味の方が大きな面となりますので、サンプルで見るより薄く感じられると思いますので、その辺は難しいところですね。
調色が可能であれば、サンプル時に少しグレーを入れて、調色を依頼されては如何でしょうか？（通常色より多少コストが上がるかもしれませんが。）
以上です。
個人的には「ブリテッシュグリーン」の様な色は日本の風土にも合っていると思いますので、もっと増えても良いと思うのですが。
リフォーム上手くいくと良いですね！
頑張ってください！

いちさん

はじめまして。

外壁の色についてですが、色見本はどれくらいのサイズですか？例えば、３ｃｍ角くらいの見本が一般的ですが、実際の建物になると面積が広くなる分、サンプル見本と違って見えることがほとんどです。

どちらかというと、面積が大きくなるので明るく見えやすく、ダークグリーンの渋さが出るかどうかは大き目のサンプルで検討したほうがいいですね。例えば３０ｃｍ角くらいで工務店に作ってもらうなど一工夫することをお薦めしますよ。

ご参考になりましたら。

八納啓造 拝

いちさん様
はじめまして。 サカイデザインネットワークの酒井と申します。 外壁の色についてご近所との調和を考えられている事は、住まいづくりにおいて私もたいへん大切なことだと思います。

日本の風土や日本人の生活習慣なども影響していると思いますが、日本の住宅の外壁色は一般的には「アースカラー」という大地や山、草木など自然がもつカラートーンが多く、その中でもホワイト、ベージュ系、ブラウン系、グレー系が大半をしめるのではないかと思います。ダークグリーン色もトーン（色調）によっては「アースカラー」のひとつで落ち着きのある上品なカラーだと思いますが、別荘地や周りが草木に覆われているような環境であれば、外観を構成する色として良いと思います。

そして、カラーコーディネーションの見方で言えば、日本瓦のグレー色とダークグリーン色のトーン（色の濃さ）を気をつければ綺麗にまとまります。

しかし、 都市部の住宅地の場合は、前述しました日本の外壁カラーの状況があるため、ダークグリーン色がまったく適さないわけではありませんが、個性的に写るかもしれません。 特に、和風家屋の外壁の主色（しっくいの白や土を塗った色などが主流）として伝統的にほとんど使われてこなかった色のため、この点で和風外観としてまとまる色であるか判断することは大切だと思います。

たとえば、グリーン系でも和風であればお抹茶色と白木で統一するようなパターンなどはありえると思います。いずれにしましても、できるだけ大きなサイズの外壁サンプルを工務店さんに作成していただき、晴れた日と曇りの日、両方で見て最終決定することをお勧め致します。

黒や濃紺、ダークグリーンなどは建物の外壁に使うと非常にシックで外観が閉まり良い緊張感が生まれます。ただ、サイディングやカラー鋼板などの濃色ではそれほど退色を気にしなくてもよいのですが、塗り壁系では退色が著しいため、シックで良いのは分かっていても、最終的に採用しないお宅が多いのが現実です。材料次第では経年変化の少ない締まった外観が実現しますので外壁材選びと合わせてご検討されてはいかがでしょうか！

ご参考になりますかどうか。

前にたくさんの方が話されているとおりだとも思いますが、ダークグリーンといわれている色が、実際にどんな色をお考えで話されているかが気になります。
意外と広い範囲でダークグリーンといわれているのではないでしょうか？または、我々が思っている色とは違う捉え方であったりと。
ダークグリーンといっても色が探せるのであるならば、ということでお話します。
色というのは、無限に存在するものですから、周辺環境とも調和するし、屋根の瓦や庭の緑ともうまくあわせられる緑があるように思います。周囲にない色だから、調和を乱すということではないですから。
お住まいのデザインが和風であるなら、和の色を参考にしてその中で、濃い緑、深い緑、沈んだ緑など、調和のとれる色を探されたら良いと思います。画材屋さんには日本の伝統色のサンプルが置いてあります。
気をつけていただきたいのは、できるだけ大きめのサンプルを数枚、工務店さんに作ってもらって確認することです。参考にされた印刷の色は建築塗料では、なかなか出せませんし、面積が大きくなれば印象はとても変わります。
そのあたりに注意されて、楽しく色探ししていただきたいと思います。

こんにちは。?タジェールの中村です。

お問い合わせの''ダークグリーンの外壁''は
日本の住宅ではあまり見受けませんが、
海外建築には使われています。

そのうちの一つ、建築家谷口さん設計のN.Yの
MOMA（近代美術館＝写真）です。
ここはイギリスの石です。

屋根がどの程度、見えてくるか、形はどうなのか、
外に出てくるサッシュとの色の調和、植栽
などなどの条件で決まってくるかと思いますが
ひとつの参考になれば。。。

中村 雅子

いちさん様 はじめまして！ AAプランニングの青木です。

いちさん様や既にご回答の建築家の先生が仰るように、日本の現在の住宅ではあまり見受けない色ですね。
でもステキな色ですよね！
ご質問内容だけでは詳細がわからないのですが、外壁の色だけで考えるのではなく、全体のバランスでお考えください。
屋根勾配により外壁との見え方（平坦な所か坂の途中か？など立地に寄っても見え方違いますからね！）、サッシの色や樋の色、窓の大きさ、バルコニーの色など総合的な配色バランスで決まります。
色は、変化と統一のバランスだと私は思います。
ですので、お好きな色をアクセントとして一部取り入れるという方法もいいですよね！？
好きな色に囲まれているのは幸せな事です。しかし、周辺との調和も大切ですので、それもお考えのようですので、立面図に色塗りしてお考えになってみてはいかがでしょうか？

ご参考になりましたら、幸いです。
ステキな終の住処ができます事を祈っています。