対象:新規事業・事業拡大
老人ホームの紹介・相談の業務をやらせていただいています。
業務内容は老人ホームに入居したい人を希望の施設に紹介する業務です。
ターゲットは父、母が60~80代くらいの親をもつ人です。
本当に新規ということでまだお客さんはいません。DMやホームページの制作、老人ホームに挨拶回りはしたのですが、なかなか効果はありません。折込なども検討中なのですがお金ばかりがでていくので…、まずはうちの会社を知ってもらうのが重要だと思っているのですが、そのアイディアがでてきません。
なにかいいアイディアがありましたら、お願いします。
basonさん ( 群馬県 / 男性 / 25歳 )
回答:1件

福岡 浩
経営コンサルタント
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まずは業務の組み立てから
医療介護事業運営コンサルティングを主業務とし、介護サービス情報公表の調査員を務めています福岡です。
一口に老人ホームと言っても、入居や入所の目的によって様々な種類があります。紹介しようする老人ホーム等の数がどのくらいあるのでしょうか。
また、入居や入所を希望される方々(希望者本人)の現在の生活状況によってもニーズが異なりますが、これに対応できるようなパンフレットなどが用意されているのでしょうか。
要するに、売りたい商品(老人ホーム等の情報)と買いたい客(入所・入居の希望者やその家族)をどのように見つけてくるかが、貴殿の業務ということだと思います。
さて、潜在的な顧客はかなり存在すると考えられます。また、今後も増えると予想されますが、それでは一体潜在顧客はどこにいるのでしょうか。新聞折り込み広告ではそれほど反応はないでしょう。ホームページで広告宣伝しても、見てもらえなければ始まりません。となれば自ら出向いていき、ピーアールする活動しかありません。ピーアールする先は、いくつかあります。
まずは地域包括支援センターです。ここには社会福祉士、保健師、主任介護支援専門員がいて、それぞれの役割を果たしています。特に高齢者の在宅生活などについて総合的な相談を受けるのは社会福祉士です。また、保健師は地域の高齢者の介護予防事業などに関わっています。地域包括支援センターでは、常に地域の社会資源を把握し、前述の業務に活用するように務めています。ここまでが一つ目のヒントです。
次に、高齢者が要介護状態もしくは要支援状態になると、ケアプランの作成が必要になりますが、その作成業務や高齢者の自立支援を業務としているのが、居宅介護支援事業所です。ここには介護支援専門員(ケアマネジャー)がいて、日々在宅生活を営む高齢者やその家族に接しています。
次にご紹介する老人ホームなどに訪問する際は、必ず施設内を見学することも重要です。見学のポイントも事前に決めておきましょう。当然ですが、入居、入所する方の立場になって施設を見ておくことが大切です。
老人ホームには様々な種類があるので、十分にその機能や入居、入所の条件などを調べておく必要があります。有料老人ホームなら、住宅型や介護付きの違い、最近増えているサービス付高齢者向け住宅、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、経費老人ホーム等々の違いなど。
(現在のポイント:-pt)
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